ホーム » 田口支部長ブログ » 支部内交流試合に参加する選手、応援の皆さんへ

いよいよ今度の日曜日は城西世田谷東支部 支部内交流試合 せたひがカップです。

選手の皆さんは、試合に向けて一生懸命稽古して来た事でしょう。

試合当日はこれまで稽古したことを発揮する様に、全力で戦って下さい。

応援、保護者の皆さんは、自分のお子さん、仲間の活躍を期待していると思います。優勝してくれるかな?等、ワクワクしているかも知れませんね。

しかしながら、試合はトーナメントで行われます。

今回約200名の選手が参加しますが、2回戦に進めるのは半分の100名程、残りの100名は残念ながら1回戦で負けてしまいます。

優勝できるのは、200名のうち試合カテゴリーの数、20名ほどしかいません。

小さな子供達の中には、初めて『勝ち』『負け』を経験する人もいるかも知れません。

極真空手は『勝負偏重主義』の空手です。

稽古は勝つために、それこそ死に物狂いで行わなければなりません。

試合中は、勝ちにこだわり、最後の最後まで戦う事が大切です。

そして、勝負がついた後、勝った選手はさらに上のレベルの試合を目指して稽古をし、負けた選手は、次回の勝ちに向けて前向きに、とことん稽古をするべきです。

それはかならず戦った選手の成長につながります。

でも、『勝負偏重主義』はあくまで戦う選手、もしくは指導者のスタンスです。

保護者の皆さん、応援の皆さんには、あくまで『応援』、お子さん、仲間の成長をサポートするスタンスでいて欲しいと思います。

親御さんや、仲間が、その一時の勝敗だけに焦点をあてて、負けたから『お前は駄目』勝ったから『お前は偉い』という評価をするのは良くありません。

特に、お子さんは『負けたら怒られるから頑張る』、『勝たないと、認められない』と、自立するチャンスを逸してしまうかも知れません。

試合に出場することは、とても緊張を伴います。

沢山の観客の前で、二人きりで叩き、蹴りあうのです。

まずは出場を決めた事、そして戦ったということを認めてあげて下さい。

そして、結果よりも、そのプロセスを見て、前向きな言葉かけをして欲しいと思います。

試合は試合場に上がって戦う場面だけが試合ではありません。

試合出場を決めて、試合を終えて、次のステップに進むまでが『試合』です。

試合までの稽古の取り組みはどうだったか?そして、結果を踏まえて、今後どの様に稽古に取り組めば良いか?どんな姿勢で普段過ごしたら良いか?サポートして欲しいと思います。

選手の皆さんはあくまでも試合に向けて『勝負偏重主義』で稽古し、戦って下さい。

保護者の皆さんや、応援の皆さんは『プロセス(成長)偏重主義』で、選手のサポートをお願いします。

また、試合の『場』は大切な学びの場所です。

開会式、閉会式、表彰式などの『式』は静粛に参加する。

公共の施設は綺麗に使用する。

試合会場は道場と同じ。試合中に走り回ったり、遊んだりしない。

ルールを守る。(靴袋を持参する。帽子やサングラスをつけて応援しない等)

マナーの良い応援。

大人の私たちがしっかり見本を見せていきましょう。

試合まで、後2日。

選手の皆さんは体調に注意してベストの状態で試合に臨める様に過ごしましょう。

そして、試合当日は、選手、セコンド、応援の皆さん、保護者の皆さん、審判、運営スタッフの皆さん、試合に関わった全ての皆さんにとって、良い交流試合になるようにしましょう。

よろしくお願いします。

以下のリンクは城西世田谷東支部の試合に対する考え方です。是非ご一読下さい。

試合で学ぶ事

http://setahiga.com/?page_id=1112

大会マナー

http://setahiga.com/?page_id=10054

大会への参加のしかた

http://setahiga.com/?page_id=10035

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