ぼくは、国際大会が終わってから自分に一番必要なのは「つき」を強くすることだとやっと気付きました。
それから毎日、道場に行く前に第九回世界大会の村田選手の試合のDVDを何回も何回も見て研究しました。
そして田口先生に「けい古の時は自分はなんてこんなに弱いんだと思って一生懸命やりなさい。試合の時は自分はこんなにたくさんけい古をしてきたんだと思って自信を持ってやりなさい。」と言われてぼくは田口先生に言われた通りやりました。
試合では、一回戦はきんちょうしすぎて体が動きませんでした。でも二回戦、三回戦と進むにつれ、きんちょうがほぐれ、セコンドに入って下さった佐野先生の 声がよく聞こえました。決勝戦は、いろんな試合でいつも優勝している相手との対戦でしたが負ける気はしませんでした。開始直後カウンターでぼくの上だん前 げりが入って技有りを取りました。その後つきと内またで決めてやると思ってガンガン出しました。浜名湖杯では一生懸命けい古してきたことが試合で出せたと 思います。
毎日のけい古でいろいろなことを教えて下さった田口先生、里山先生、加とう先生、あら井先生、佐野先生そして一しょにけい古をして下さった先ぱいや仲間のおかげで優勝することができました。今度は、関東大会に向けて全力でがんばります。 押忍
城西世田谷東支部 三軒茶屋道場 真渕来夢