本日、関本さんに弐段の帯をお渡ししました。
入門して16年。
正直、技の覚えは早い方ではありませんでした。
昇級審査も何度か落ちた記憶があります。
でも、関本さんは諦めずに稽古を続けました。
関本さんに二子玉川の指導をお願いする様になってから、関本さんの稽古に対する姿勢がさらに変わりました。
指導することが、また一つステップアップになりました。
教える事が自分の勉強にもなった事でしょう。
関本さん、おめでとうございます。
今日は二子玉川の少年部の何人かに、審査の紙を渡しました。
審査は出来ない事ができるようになり、成長が見られたら受けてもらうようにしています。
長く続けていても審査を受けられない人達もいますが、その子も少しずつ成長しています。
大切なのは回りにいる大人の皆さんが、ほかの子と比べて『あなた本当に一生懸命やってる?』『〜君はどんどん進むのになにやってるの?』などと他人と比べたりしないことです。
道場に来て一生懸命やらない子はいません。
集中力に欠ける子はいますが、その子なりに一生懸命やっていて、必ず成長しています。
関本さんもそうですが、諦めず稽古を続ける事が大切だと思うのです。
今月は支部内交流試合、昇級審査と続きます。勝ち負け、合格不合格、受審できるできない、悲喜こもごもの場面が沢山でてくるでしょう。
その一つ一つが、成長の肥やしです。
勝ちよりも負けが、合格よりも不合格が、将来的にその人にとって良い経験になるかもしれません。
目先に捕われず長い視野で、見守って行けたら良いなと思います。