里山です
涼しくて、運動するには最高の季節です。
そんな秋の土曜日、今日も4クラス指導に入りました。
●幼年クラス
今日も20名ほどの子たちが、稽古に参加してくれました!
基本稽古の回し蹴りでは、ゆうき君、うきょう君、かんたろう君、そうじろう君らの色帯の先輩たちに、お手本として前に出てもらいました。
技の上手な先輩たち。
その後、全員で回し蹴り。
30本蹴った後、白帯たちの子たちに、「先輩たちのレベルに合わせた速さの号令でも、やれる?」と聞くと、「やれる!」と元気よく返事。
高速の号令をかけましたが、ついてくる白帯の子が何人もいました!
さらに、「もっと早くても平気?」と聞くと、「平気!」とのこと。
更に高速の号令(笑)
ついてくる子もいれば、その場で走っているような蹴りの子、ダンスを踊っているみたいな子、全然ついてきていない子など様々(笑)
白帯の子たちに「できた?」と聞くと、ほぼ全員「できた!」との返事(苦笑)
凄い自信です!
先輩たちはバランスを崩さず、蹴り終えていました。
さすがでした!
●少年初級クラス
今日も元気に、多くの子たちが参加。
体験の姉妹も、頑張って空手に挑戦してくれました!
先週と同じような稽古の流れでしたが、最後に、様々な種類のダッシュを行いました。
イキイキと楽しそうに行っていましたが、こちらの合図より前に、スタートラインから出てフライングしている男の子たちもチラホラ。
その男の子たちは、はなさんから「線から出たらダメなんだよ!」「ズルはダメ!」と何度も怒られていました。
悪さをする男の子。それを注意する、しっかり者の女の子。
いつの時代でも見られるこの子供の光景に、「しょうがないなあ」と、つい笑ってしまいました。
●少年中級クラス
明日の支部内交流試合を控え、出場する子たちが多く参加。最後の調整を行っていました。
りんさんや、きょうたろう君も久しぶりに顔を見せてくれました。
ビデオ鑑賞では、試合前日ということもあり、第7回世界大会の福田達也選手VSグラウベフェイとーザの試合を見せました。今でも、多くの極真関係者に語り継がれる、ベストバウトの一つです。
三軒茶屋道場出身で、私が空手の先輩の中で一番尊敬している西湘支部、福田支部長。
この試合では、セコンドに付かせてもらっていたこともあり、舞台裏なども話しながら観てもらいました。
大人と子供ほどの体格差のある“雷帝”グラウベ選手に何発も膝を顔にもらい、途中で右目が見えなくても怯まずに真っ向から向かっていったことや、その勇気ある闘いに道場の仲間たちもみんな、泣きながら必死に応援していたことなど。
子供たちもとても、驚いていました。
また、普段はビデオ鑑賞の際、注意散漫な子が2,3名程いるのですが、今日は全員がずっと真剣に見てくれていました。
福田先輩とは身近で携わっていたこともあり、今でもこの試合のことを伝えようとすると、涙が出そうになります。
子供たちには「三軒茶屋道場は昔から多くの強豪選手を輩出し、勇気ある闘いをしてきた日本でも屈指の名門の道場なのだから、その誇りを胸に、明日の試合も闘ってきてほしい。」、そんなことを伝えました。
試合では、それぞれが全力を振り絞って、闘ってきてくれることでしょう。
●一般クラス
試合前日のルーク君、たいき君向けに稽古メニューを組みました。
ルーク君は緊張した様子はあまり感じられず、稽古に取り組んでいました。
また、たいき君はリラックスした中にも、ピリッとしたものを感じました。
スパーリングでは、二宮さん、島崎さん、澤地さんらが、子供たちに胸を貸してくれました。
城西カップを終えたばかりのもえかさんも、大人の人たちと積極的にスパーリングをしていました。
メキメキ実力を上げている彼女ですが、黒帯の二宮さんには翻弄され、思うような動きができなかったようです。
大人の方たちが、いい「壁」となってくれています。
乗り越えていってください!
最後の集合写真は、試合前の二人にクローズアップ。
「明日優勝するぞ!」ポーズを取ってもらいました(笑)
二人とも頑張れよ!
吉報を待ってるぞ!
今週もおつかれさまでした!