ホーム » 田口支部長ブログ » いよいよ明日から第11回全世界空手道選手権大会が始まります!!(初日の見所)

いよいよ明日から、千駄ヶ谷駅前の東京体育館において、4年に1回開催される、フルコンタクト空手界最高峰の戦い「第11回全世界空手道選手権大会」が開催されます。

今日は、その前日記者会見、審判講習会、日本代表指導陣のミーティングに参加してきました。

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大会の看板が白を基調にとてもスタイリッシュになっていました。

東京体育館前は既に海外選手団が沢山いて、懐かしい面々と挨拶を交わしたり、握手をしたりしながら記者会見会場に向かいました。

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記者会見には、日本選手は、荒田選手、森選手、鎌田選手、上田選手、高橋選手、安島選手の6名。海外選手はスペインのナバロ選手、ブルガリアのザハリ選手、ウクライナのイエロメンコ選手、ロシアのシャルコシャン選手、オーストラリアのキュージック選手らが出席。大会に向けての決意などをマスコミの皆さんの前で語りました。

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上田選手 「自分が優勝して、タリエル選手が成し遂げた史上最年少の世界チャンピオンの記録を塗り替えます」

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松井館長を囲んで。

荒田選手、森選手、安島選手、高橋選手、上田選手、鎌田選手ともに、優勝しか念頭にないと発言。
皆充実した表情を見せていました。

また、海外勢も非常に落ち着いた感じで、静かな闘志を感じました。

明日、選手192名の世界の極真戦士たちの4年間の積み重ねが爆発します!!

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明日からの3日間、世界の極真戦士達のレベルの高い凄い戦いを、是非会場で目の当たりにしてください。

そして、日本代表18名の戦いを是非応援お願いします。

その中でも、Aブロック、ゼッケン41番、城西世田谷東支部 昭島道場 「昭島のエスペランサ」大澤佳心初段への熱い声援をよろしくお願い致します。

http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2015/11/14/1120-23/

大会スケジュールです。

尚、金曜日から月曜日まで、城西世田谷東の全道場は休館となります。
試合の観戦は最高の見取り稽古です。稽古に10回出席した以上の学びが必ずあります。

せたひがの道場生の皆さん、何の予定のない人は必ず東京体育館で試合を観戦して下さい!!

当日券は9:30から販売します。

日本代表情報

■世界大会記者会見動画

http://www.http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/files/2015/09/2015w.pdfkyokushinkaikan.org/ja/news/2015/10/07/11th/

■世界大会記者会見レポート

http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2015/09/30/11th-world0930/

■第11回世界大会トーナメント

http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/files/2015/09/2015w.pdf

■日本代表強化合宿レポート

http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2015/09/25/11th-world-japan/

 

出場選手の道場HP・ブログ

■大澤佳心初段が所属する、城西世田谷東支部 昭島道場のブログです。

http://ameblo.jp/kyokushin-akishima/

※Aブロック ゼッケン41番 176センチ 81キロの大澤選手。 明日は、191センチ 130キロのオーストラリアのビクター選手と対戦。小よく大を制すの戦いに注目。

■荒田選手・樋口選手が所属する、千葉中央支部のブログ

http://ameblo.jp/kyokushinchiba/entry-12096656100.html?frm_src=thumb_module

※Aブロック ゼッケン1番。日本代表トップバッター、荒田選手の相手は、ハンガリーのベラ選手。日本選手団を熱くさせる試合に期待。

※樋口選手は、Dブロック151番。初戦はカナダの強豪サイモン選手。今回、かなり気合いの入っている樋口選手。昨年の全日本大会ではザハリ選手をあと一歩まで追い詰めました。世界大会で是非爆発して欲しいです。

■森選手、鎌田選手、竹岡選手が所属する東京城西支部のブログ

http://ameblo.jp/kyokushin-jousai/

※Cブロック ゼッケン97番 森選手の初戦は、クエートのムサブ選手。中東の選手は打たれ強くしぶとい組手をします。しかし、ここは1本を狙う組手を見せてほしい。

※Bブロック ゼッケン96番鎌田選手。初戦はフィリピンのブライアン選手。気を抜かずに確実に戦って欲しい所。

※Aブロック 24番 竹岡選手。初戦は南アフリカのタムサンカ選手。168センチ80キロの竹岡選手に対し、166センチ88キロのタムサンカ選手。熱い打ちあいになりそうです。Aブロックには荒田⇒竹岡⇒高橋⇒大澤⇒谷川と、ハートの強い、もしくは、勢いのある選手が揃いました。Aブロックの選手達の戦いが良ければ、後の選手達の戦いに勢いをつけてくれます。Aブロックの選手達には、日本チームと会場の心に火をつける、熱い戦いに期待したい。

■高橋選手、清水選手、山川選手、南原選手が所属する、東京城北支部のブログ

 

http://kyokushin-johoku.com/link.htm#link_category03

※「一撃の貴公子」高橋選手はAブロックゼッケン25番。バングラディシュのソヘル選手が1回戦の相手。体重が94キロと大きい選手。華麗な足技での1本勝ちに期待。

※「オクトパスラッシュ」清水選手(Bブロック 67番)の相手は、ベラルーシのズミトリー選手。身長で10センチ、体重で13キロ上回る相手を、オクトパスラッシュでタコ殴りにするか?

※「ビッグサンダーマウンテン」山川選手(Cブロック 138番)の相手は。イスラエルのマタン選手。しぶとい中東の選手に山川選手がどんな戦いをみせるか注目。

※Dブロック NO157。高校生にして世界大会に出場「風拳」南原選手。初戦はスイスのヘルダー選手。身長で6センチ・体重で14キロ上回っている南原選手には、圧倒的に勝利して欲しい。

■荒木選手、原田選手が所属する本部直轄浅草道場のブログ

http://blog.livedoor.jp/kamiodojo/archives/52380345.html

※Dブロック ゼッケン181番 荒木選手は日本代表一番最後に登場。初戦の相手はニュージーランドのロバート選手。消防の仕事をしながらこの日の為に研鑽を積んできた荒木選手。これまでの思いをぶつける熱い戦いを見せてほしい。

※Bブロック 78番 原田選手。初戦はアルゼンチンのルチアーノ選手。南米の選手は足技が得意な印象。変則技に注意し気を抜かずに戦ってほしい。

■安島選手が所属する、茨城常総支部のブログ

http://ameblo.jp/kyokushin-joso/entry-12096081191.html

※日本代表唯一の無差別全日本チャンピオンの安島選手はDブロック145番。初戦は南アフリカのルワジ選手。昨年のアキレス腱断裂の大けが以来の初試合。安島選手のコンディションが図られる初戦。打たれ強い身体、強い心、独特のリズムを持ったアフリカの選手は侮れません。まずは、手を抜かず、全力で戦ってほしい。

■上田選手が所属する、横浜北支部戸部道場のブログ

http://ameblo.jp/tobedojyou/entry-12074140261.html

※Bブロック 49番 上田選手の初戦は、チュニジアのスカンダー選手。9月の強化合宿では非常に好調だった上田選手。得意の膝蹴りが炸裂するか?それとも、これまで取り組んできた新しい組手を見せるのか?要注目です。

■中村選手が所属する、兵庫・大阪南支部のHPです

http://www.nakamuradojo.com/

※いつも熱いド突き合いを見せてくれる中村選手は、Dブロック169番。初戦はドイツのアレリザ選手と対戦。182センチのアレリザ選手に対して、中村選手は168センチ。大きな相手に前に出る組手で圧倒する試合を期待しています。

■小沼選手が所属する下総支部のブログ

http://branch.kyokushinkaikan.org/shimousa/blog

※「小さな巨人」小沼選手はCブロック120番。初戦は154センチと小沼選手より小柄な南アフリカのザマニ選手。小さいからと言ってアフリカの選手は侮ってはいけません。アフリカの選手は過去世界大会で大物食いをしています。とはいっても、世界ウエイト制軽量級チャンピオンで、無差別全日本でも入賞経験のある小沼選手。盤石な組み手で勝利して欲しい。

■澤村選手が所属する総本部のニュースです。

http://branch.kyokushinkaikan.org/head/blog

※自分は澤村選手の攻撃のタイミングは天才的だと思っています。昨年の全日本でロシアの190センチを超える強豪シャルコシャン選手に技を当てさせず完封した試合は見事でした。Cブロック121番 澤村選手の初戦はインドのキザケダトゥ選手。選手を目指す人達には是非澤村選手のテクニックを学んでほしいと思います。

■谷川選手が所属する正道会館のニュース

http://ameblo.jp/seido-takahara/entry-12079415617.html

※唯一他流派から出場の正道会館 谷川選手。いつも大きな気合いで、若々しい勢いのある組手を見せてくれます。
Aブロック44番の谷川選手の相手は、最近波に乗っているウクライナチームのセメン選手。19歳の谷川選手に対して、セメン選手は37歳。谷川選手の若い溌剌とした戦いに注目しています。

 

その他初日日本人以外注目の試合

Aブロック

32番 ロシアのファルーク・トゥルクンボエグ選手は非常に攻撃力のある強い選手。初戦の相手はセルビアの190センチ、120キロのボグダン選手。大きい選手を相手にどんな戦いをするのか?勝ち上がると3回戦であのアレハンドロ・ナバロ(スペイン)選手と対戦。今日、スペインチームのコーチに彼の腕の調子を聞きましたがもう完全に治っている(まあ本当の事は言わないでしょうが・・・)との事。3回戦のこの対戦も見てみたい所。ここで勝ち上がった選手が、高橋選手と4回戦で対戦します。

48番 キリル・コチュネフ(ロシア)選手。190センチの長身から繰り出される、内股蹴りから上段膝蹴りのコンビネーションに注目。

 

B ブロック

60番 エルダー・イスマイロフ(ウクライナ)選手。自分はこの選手は天才だと思っています。試合中に出す技全てが1本勝ちを狙った無駄の無いコンビネーションになっています。彼の戦い方に是非注目して下さい。

72番 イリヤ・カルペンコ(ロシア)選手。今年のオールアメリカン大会で準優勝している、攻防のバランスの取れた隙の無い選手です。相手に技が当たる時の打撃音は他の選手と違います。

73番 ジマ・ベルコジャ(フランス)選手。昨年のヨーロッパ大会準決勝で、あのアレハンドロ・ナバロ選手を上段膝蹴りで葬った強豪選手です。

84番 イゴール・ティトコフ(ロシア)選手。当支部の金久保選手が数回対戦。突いてよし、蹴ってよしの非常にバランスの良い強豪選手。胴回しや飛び後ろ蹴り等の飛び技も脅威です。

85番 ロシアのエキモフ選手と86番 ブラジルのジオゴ選手が初戦で対戦。ロシアとブラジルの強豪同士の対戦に注目しています。

 

Cブロック

103 アントニオ・トゥセウ(フランス)選手と104 モハメド・チク(カナダ)選手が1回戦で対戦。トゥセウ選手は昨年の全日本で近距離からの上段蹴りで小沼選手を接戦の末に下したフランスの強豪。また、チク選手もブラジルの団体戦でスペインのナバロ選手の腕を蹴りで粉砕(骨折)し1本勝ち。非常に興味深い対戦です。

109 ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)選手。 ザハリ選手はレベルの高いオールアメリカン大会で通算4度の優勝を成し遂げいる、ヨーロッパの第1人者。今大会は是非とも優勝したいところでしょう。

144 オレクサンダー・イエロメンコ(ウクライナ)選手。優勝候補の筆頭。今年、オールアメリカンで優勝し2連覇達成。また、欧州大会でも3連覇を達成している。攻撃力もあり、上段の蹴りもあり、間合いの操作も上手い。本当に隙のない選手。昨年の全日本での裏回し蹴りでの1本勝ちが印象に残っています。

 

Dブロック

174 デビット・シャルコシャン(ロシア)選手。今年のオールアメリカンでは日本の鎌田選手を破っています。キリル選手同様長身から繰り出される膝蹴りは脅威。また、長いリーチを活かした突き技も地味ながら相手のスタミナを奪って行きます。

180 ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)選手。個人的に注目している選手です。切れのある蹴り技、鋭い突き、カパナーゼ選手の攻撃のスピードは常人の域を越えています。2013年の世界ウエイト制決勝戦を欠場して以来ぶりの試合参戦ではないでしょうか?あの技の切れは健在なのか?また、この2年で実力は衰えてしまったのか?注目です。

192 ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)。言わずとしれた、昨年の全日本チャンピオン。今年は当然世界チャンピオンを獲りに来るでしょう。雰囲気のある重厚な組み手に、昨年は機動力という武器も加わりました。日本選手は彼を倒さない限り、王座奪還はなりません。特に、昨年準決勝で敗退した鎌田選手、決勝で敗退した荒田選手は彼との敗戦に奮起して今大会まで死に物狂いの稽古をして来ました。

 

ざっと、書きましたが、まだ書き足りません。特にロシアの選手はどの選手も侮れません。日本戦選手はもちろんですが、ロシア選手の試合は絶対に見逃さないで下さい。チルコフ選手、ズボレフ選手、メゼンテェフ選手、チルコフ選手、アフメドフ選手・・・。強豪だらけです。

今回の大会は、かつてのテイシェイラ選手やグラウベ選手、レチ選手等、図抜けた選手がいません。彼らのレベルの選手達が多数出場していると言ってもいいでしょう。

今大会は非常に過酷なトーナメントです。まず3回戦で強豪選手と言われる選手達がぶつかりあい、また、そこを勝ち抜いた選手達が5回戦で更に鎬を削ります。

直接攻撃を当てる極真の試合では、前の試合のダメージがトーナメントを左右することがあります。

今回は選手達が「削られていく」大会とも言えるかも知れません。

ですから、誰が優勝するか本当に分かりません。

まさに「群雄割拠」です。

こんなレベルの高い世界大会。日本のコーチながら非常にワクワクしています。

日本代表の選手達は、この事を見越して厳しい合宿を乗り越えてきました。

明日からの世界大会。

極真空手を修行している人は絶対に見に来てほしいです。

そして、世界の極真選手達の人生を賭けた戦いを是非目の当たりにしてください。

選手達の応援よろしくお願い致します!!押忍!!

 

 

 

 

 

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