里山です。
いよいよ今年も残すところあとわずかですね。
個人的には、最後まで気を緩めずに、指導に入っていくつもりです。
今日も4クラス、指導に入りました!
●幼年クラス
25名の子供たちが参加してくれました!
写真の通り、今日も、みんな元気いっぱいでした!(笑)
明日は、たくさんの子たちが、受審します。
頑張れよ!!。
●少年初級クラス
45名の子たちが、参加してくれました!
非常に活気のある稽古!
最後に私に怒られて「明日の審査、合格させないから」と言われた3人の子もいましたが(苦笑)審査前日ということもあり、さらにやる気に拍車がかかっていました。
ピリッとした雰囲気も保ちつつ、賑やかに取り組んでいました!
さすがに最後の方は、私の声も枯れてしまいましたが(苦笑)
●少年中級クラス
今日もビデオ鑑賞の時間を設けました。
第4回世界大会の準決勝。
松井館長VSマイケル・トンプソン。
この大会のベストバウトです。
異例の5回の延長というデスマッチの中、最後は松井館長の劇的な一本勝ちで幕を閉じます。
テレビ放映されたもので、試合前後の松井館長や周囲の緊迫した様子、超満員の観客の熱気、おびただしい数の報道カメラなども映し出されており、それだけで子供たちも惹きつけられていました。
何よりも、どんなに過酷な状況でも顔色一つ変えずに闘い続ける、松井館長の精神的強さ。
子供たちも固唾を飲んで観ていました。
「決勝は時間の関係で、来週!」と言うと、大ブーイング(苦笑)
「悪いな~」とは思いつつ、スパーリングに切り替えました(笑)
スパーリングは、どんどん皆の気持ちが強くなってきているのが分かります。
かなり、厳しい状況を与えても付いてきており、実力がグングン上がってきています。
サムライになりつつある彼らに、来年の大きな飛躍を確信しています!
●一般クラス
富士山杯を控えた上原さんの最終調整ということもあり、試合に向けたメニュー中心で行いました。
全体的に、今日も気迫のこもった稽古で、終わった後は、鏡も蒸気で曇っていました!
スパーリングでは、じょう君や野田さんがメキメキ力を伸ばしてきています。
野田さんは、突きの威力や技への反応が非常に高くなってきており、来年は試合でも活躍するでしょう。
じょう君は持ち前のセンスと恵まれた体格で、少しずつ「怖い選手」になりつつあります。
稽古頻度を上げていけば、近い将来全国区で闘えるようになっていくでしょう。
また、たいき君は体格的にまだ劣る分、技術や戦術で補おうとしているのがよく分かります。
昭島道場の大澤佳心君のように、体が大きくなり始めた時に、爆発的な実力へと変貌していく予感がします。
今日は、稽古後に浜田先輩といろいろお話しさせてもらいました。
今日の参加生徒の中では、最古参。
私より、ずっと上の先輩です。
浜田先輩は、実は毎週仙台から、稽古のためだけに通って来られています。
そして地方の稽古環境などを聞くと、改めて、世田谷東支部は恵まれていると実感します。
「常設道場」「毎日の豊富なクラス」「道場生の多さ」「高い技量の指導員の先生方」etc。
当たり前と思っているこの環境を手にできているのは、世界の極真道場の中でも殆どありません。
世界チャンピオンに輝いたザハリ選手のブルガリア支部でさえ、常設道場が無いという状況。
また、浜田先輩はブランクも長く、さらに年齢や稽古回数、仕事などの問題もあり、稽古中は相手に圧倒される場面も時折あります。それでも、下を向かずに率先して声を出し、継続して仙台から稽古に参加されている。
普通なら、空手は続かない状況でしょう。
私も、そこまでの環境で続けられる自信はありません。
極真の黒帯にふさわしい、体力とはまた違った、超人的な強さ。
私も含め、他の道場生もおおいに見習うべきことだと感じます。
また、来年は試合にも出られると仰っていました。
本当に頭が下がる思いです。
そして、そういった、「守りに入らない」先輩たちの存在が、私の気持ちを引き締めてくれますし、同時に、極真に対しての強い誇りも感じさせてくれます。
いろいろと話を伺えて、本当に良かったです!
来週は、稽古納めと大掃除です。
田口支部長や加藤先生も参加されます。
皆で、今年最後を締めくくっていきましょう!
今週もお疲れ様でした!