里山です。
U-23サッカー日本代表が、見事アジアチャンピオンに輝きました。
ドラマティックな試合の数々と負け続けてきた世代の優勝という、観ているものにとってはこれほどシビれる大会はないというぐらいに、感動的でした。
不覚にも、泣けてしまいました(笑)
三軒茶屋道場の少年部も、前回の支部内交流試合では勝てなかった子が多かった分、次回には期するものがあります。
サッカーに続くような、シビれる試合ができるよう、指導にも一層熱を入れていきたいと思っています。
今日も4クラス指導に入りました!
●幼年クラス
多くの子が参加してくれたため、最初から色帯以上チームと白帯チームに分けての稽古。
色帯以上は、ミットで「かかと落とし」の稽古を行いました。
「内回し蹴り」や「外回し蹴り」と同じように、蹴りの軌道が円を描いてしまう子が多い中、りらんさんや、まなわ君は正しく、そして鋭くミットを蹴り込んでいました!
「負けじ!」と、うきょう君やかんたろう君ら先輩も頑張っていました!
スパーリングや試合でもどんどん使っていってください!
●少年初級クラス
今日も40名ほどの参加だったため、「上級」と「下級」の二つに分けての稽古を行いました。
「上級」は、頑張っている子達がいる一方、途中で集中力の切れる子も数名いたため、厳しく指導しました。
ダラダラする子は、「下級」の子たちの方へ行きなさいと。
何名かの子は、技のやり直しをさせられたりもしていました。
そんな中、久しぶりに参加のようせい君は、ミットの稽古で強烈な回し蹴りを見せていました。
持ち手の子も、ベソを掻くぐらいの威力。
最近始めた野球のおかげで基礎体力も上がってきているのでしょう。
また、久しぶりに土曜日参加のそうた君も、体格も年齢も全く違う、ゆうた君の強烈な膝蹴りを、ミットで持ち続けました。
見ている方がヒヤヒヤするぐらいに破壊力のある蹴りに、何度か「代わるか?」と尋ねても、「大丈夫!」と返事。
持ち終えた後は、放心状態でしたが(笑)、良い意味で「やせ我慢」をして、よく頑張りました。
見た目は飄々としているそうた君ですが、心の奥底には強いものが宿っています!
●中級クラス
20名ほどの参加。
幼年から小学高学年までの子たちが、頑張っていました!
スパーリング前に、高学年の子2名に「最近、少し気が緩んでいるから、しっかりやろう。」そんな話をしました。
技術や賢さを持つ二人ですが、ここ2,3週はマックスで取り組んでいるようには感じられませんでした。
「息を上げ続けろとか、そんなことを言っているのではない。負荷の軽い練習にしても、もっと高い意識で取り組めるはず。支部内まで気を抜いてはいけない」ということを伝えました。
その二人、スパーリングでは、いい動きを見せていました。
劣勢になる場面も多かったですが、最後まで集中していました。
一人の子は、りゅうのすけ君の上段前蹴りをもらって、唇を少し切ってしまいましたが、気を抜いていたらもっと大怪我していたかもしれません。
よく思うのですが、皆、小学生ながら、フルコンタクトという厳しい世界でよく頑張っていると思います。
他の習い事では経験しない痛さ、辛さ。
普通の子は、やりたがらないのでは?とも感じます。
だからこそ、高い次元に突き抜けてもらいたい。
大山総裁の座右の銘で「武道の道の探求は断崖をよじ登るがごとし。休むことなく精進すべし」とあります。
武道の厳しさを象徴した言葉です。
ただ、その言葉も裏返せば、登ったところが高ければ高いほど、そこから見る風景は格別なはず。
色々なことが見えてくる、そんなことも思います。
彼らがいつか「登って良かった!」と思えるような、そんな風景に巡り合えてほしいと、切に願っています。
●一般部
今日は萬藤さんが、初参加してくれました。
入門して間もないですが、真剣に取り組んでおり、一生懸命稽古に付いてきてくれました!
全体的にも小中学生~壮年、女子部と、様々なカテゴリーの道場生が参加。
気合の入った稽古態度で、みなさん汗を流していました!-
スパーリングでは、片方は突きのみ、もう片方は蹴りのみの条件付きのライトスパーを行いました。
全体的に「蹴りのみ」の番の時に、劣勢になりがち。
確かに蹴りだけでの組み立ては難しい面もありますが、ここで優位な展開を作れるようになると、組手にも大きく幅が出てきます。
いろいろと思考錯誤を繰り返して、自分なりの気付きを掴んでいってもらいたいと思います。
皆さん、今週もお疲れさまでした!
来週は、中国へ渡っていった鈴木さんが参加予定です。
時間のある方は、鈴木さんと一緒に汗を流していきましょう!