里山です。
富士山杯では、多くの子供たちが入賞したそうですね。
特に、小学1年生の山田まなわ君は、1年ちょっとのキャリアながら、国際大会の入賞者を撃破しての優勝!
前日に「優勝宣言」をさせましたが(笑)、みごと有言実行、すばらしいです!
また、他の子たちも、みんな頑張ったようです!
他には上野毛道場の生徒も優勝したり、同日開催の神奈川県大会で田無道場の生徒たちが大暴れしたりと、23日の支部内交流試合を控えて、どの道場もすごい盛り上がり!
当日は、数々のものすごい試合とドラマが見られるのではないかと、とても楽しみです。
まさに「待ったなし」の11月の第2土曜日、5クラス指導に入りました!
●幼年クラス
今日もみんな、元気に汗を流していました!
審査一か月前ですが、白帯の方からは
「真くん、たいし君、こう君、あらた君、たける君はバッチリです! じょう君やそういちろう君も入ったばっかりですが、しっかり真似して、できてました。」
と報告がありました!
色帯以上は、富士山杯、支部内交流試合に向けた稽古。
かいち君、こうせい君、みなこさんら出場選手は、力強い連打で、ミットを持っている子を吹っ飛ばしていました!
試合には出ないですが、じゅん君も、小さい体ながら、パンチの連打で相手を大きく下げていて、びっくりしました!
皆強くなっています!
●少年初級クラス
第2土曜日で、人数は少なかったですが、元気に稽古に取り組んでいました!
ミット稽古では、ましゅう君が強打を連発。
「支部内に出ればよかったのに!」と本人に話すと、苦笑いしていました。
また、がくほ君、あすまる君のオレンジ帯の二人も、気迫を漲らせて、ミットに取り組んでいて、とても良かったです!
稽古の途中、まなわ君、りらんさん姉弟は、ちょっとしたことからイザコザに(苦笑)。
よくある風景ですが、お互いが凄い顔して「アッカンベエ~」をしていました(笑)
あまりにヒドイ顔同士で、思わず笑ってしまい(笑)、叱りついでに
「やめなさい。みんなの前でそんな顔できるのか?そんなにやりたいなら、みんなの前で、見せてみろ!」
と促すと、照れながら
「ムリムリ」
と返してきました(笑)。
しかしその二人、翌日の富士山杯では、そろって優勝!
「喧嘩するほど仲がいい」の典型的な姉弟ですが、こちらも、とても和まされます。
●少年体力・受け返しクラス
●少年スパーリング・ミットクラス
体力の稽古では、皆、だいぶ数値を上げてきています。
特に、これまでそんなに目立った動きは見せていなかった子たちが伸びてきているなと感じます。
はるき君などは、そのうちの一人。
コツコツ努力を積み重ねてきている子たちが、「まさに伸びてきている!」という瞬間を見ると、安心感と同時に、「良かったなあ」ちょっとした感動を覚えます。
こういった感情を味わるのは、まさに指導者冥利につきます。
嬉しいですね。
また、その一方で、支部内を控えて、何人かの子たちは相手の子に圧倒されて、下を向く場面もありました。
「やられたかもしれないが、相手の力が上だっただけ。弱くなっているわけではない。実力自体は確実に上がっているから、それだけは頭に入れておくように」
という話しはしました。
代わりに闘ってあげることはできませんが、彼らが100%の力を発揮出るためのお手伝いはしていかなければなりません。
こちらも、あれこれ頭を捻り、感覚を研ぎ澄ませながら万策を用意し、コミュニケーションを取ってフォローしていく。
指導者としての自分が、更に成長していかなければならない瞬間で、大変でもある一方、やりがいのある作業でもあります。
●一般クラス
今日は、審査に向けたメニューを中心に行ないました。
特に一級や昇段の受審種目の「棒とび」「ボール蹴り」などは、人によっては、かなり難易度が高い。
お手本として「棒とび」は山西くん、「ボール蹴り」は大倉くんの、大学生の二人に見せてもらいました。
特に大倉くんは、道場につるしてある、2m2、30cmはあるかというボールを蹴り上げます。
背も高いですが、非常に柔軟性もあり、皆さんも驚きの表情。
そのお手本のせいか、その後の道場生の蹴りの高さも、少しずつ上がっていました。
先の全日本大会でもあったように、試合における上段への蹴りの有効性は、これまで以上に上がっています。
そのため柔軟性を養う稽古は、更に重点を置かれていくべきでしょう。
ただ、こういった柔軟性を要する種目は、筋力やスタミナと同様、一朝一夕にはいかないぶん、とにかく、地道にこなし、その中から、コツや感覚を身に付けていくしかありません。
無茶はせず、しかし継続して行っていきたいと思います。
今週もお疲れ様でした!