里山です。
横綱稀勢の里が、奇跡の大逆転優勝を果たました。
19年ぶりの日本人横綱として初めて挑んだ今場所。
終盤に大怪我を負い、万事休す、絶体絶命という中、最後の最後まであきらめずに優勝をもぎ取りました。
その姿に日本国中が歓喜に沸いたようです。
私もニュースで見ましたが、凄い取り組みでした。
来週は支部内交流試合。
せたひがの選手たちも、横綱に負けないよう、極真魂で熱い試合を繰り広げてくれることを期待しています!
●幼年クラス
今日も多くの子達が来てくれました。
基本稽古では、手刀技を行いました。
オレンジ帯以上の先輩たちには、白帯の立ち方や手刀のつくりなどを何度か確認してもらいました。
先輩たちは言葉こそ拙いものの、「こうだよ」と手取り足取り、形をしっかりと整えてくれました。
教え方も優しくて、非常に良い接し方の子達ばかりでした!
途中からは二つに分けての稽古。
白帯の方からは
「上段回し蹴りをやりました。 けたりゅうのすけ君、はんなちゃん、かいせい君、そうた君がしっかり顔の高さに上手に蹴れています。 そういちろう君、はこちゃん、はるちか君らは、まだ足を上げるだけで精一杯って感じなので、これから少しずつ覚えていければと思います。」
という報告が。
オレンジ帯以上は、ミットで膝蹴り。
慣れていないせいかイマイチでしたが、それでも心くんや優斗くんらは、良い感じで蹴っていました。
これからも継続していこうと思います。
●少年初級クラス
50名を超える子たちが来てくれました。
春休みに入ったせいか、まだ、半分寝ているような顔の子もチラホラ。(笑)
全体の基本稽古は、今日で最後の指導となる匠先生にお願いしました。
しかし、子供たちの気合はイマイチ(苦笑)で、こちらも発破を掛けながら、子供たちを促して指導しました。
途中からは二つに分けての稽古。
上級チームは、支部内交流試合を来週に控えて、蹴り込み、ラッシュと、汗を流しました。
高学年の子らは、しっかりと取り組んでいてさすがです。
他の子達も、私に煽られながら、だいぶ調子を上げていました。
来週は、いよいよ本番ですが、悔いの残らないように、全力で闘ってきてもらいたいものです。
がんばれ!
●6年生を送る会。
3月で少年部を卒業する6年生たちを送る会。
毎年恒例の行事ですが、今回は私の希望もあり、土曜日に開催しました。
下の学年たちに見守られながら、とても賑やかで、しかし6年生がビシッとキメた、非常に良い会となりました。
毎年のことですが、今年の6年生たちにも、また、とても感慨深いものを感じていました。
非常に楽しませてもらったり、いろいろな話を聞かせてもらうなど良い思い出がいっぱいある一方、低学年の頃から見てきた、ある一部の子達には、試合で勝たせるために、一時期かなり厳しい稽古をさせたこともありました。
途中で来なくなったり、殺伐とした雰囲気やあまりにトーンダウンする子が多かったので、途中で稽古方針を変えましたが、そういった時期もあった学年だけに、思いも特別なものがあります。
嫌な先生だったと思いますが、よく最後まで続けてくれ、たいしたものだなと感じます。
特に土曜日に来る子達の中には、言うことを聞かずに口ばっかり達者、稽古もダラダラ行って私に何度も激怒されたり、試合やスパーリングも避け、大きな大会に出場できる子も少ないなど、決して優等生とは言えない子も多かったと思います。
それでも最後の1,2年は落ち着きのある稽古態度や、前向きに取り組む姿勢、後輩の面倒もしっかりと見てくれたり、大きな成長がうかがえ、こちらも驚くことが多かったです。
また、試合にも果敢に挑戦し始め、結果を勝ち取った子も続出しました。
彼らなりの意地や思いが感じられ、とても頼もしく思え、非常に素晴らしい姿を見せてくれた学年でした。
本当に嬉しかったです。
4月からは何名かの子たちは、空手からは離れてしまいます。
しかし、極真空手を少年部の期間全うしたということを誇りと自信に変えて、これからの人生を堂々と歩いていってもらいたいと感じます。
願わくば、たまには元気な顔を見せに来てくれると、こちらも嬉しい。
ぜひ、いつでも遊びに来てください!
道場を離れても、陰ながらずっと応援しています。
がんばってください!
本当に卒業おめでとう!
●一般クラス
今日入会の田中さんが、初参加。
始めての稽古でしたが、一生懸命に取り組んでいました。
背も高く、運動経験もある方なので、空手の動きにも早く慣れてくれることでしょう。
また、稽古中には丈くんと大輝くんが、稽古後には上田さんや大坪さんが先輩らしく、しっかりとコミュニケーションを取ってくれていたので、すぐに道場にも馴染んでくれることと思います。
今日は、大橋君と野田さんが、このクラス最後の稽古。
2人とも就職や引っ越しなどで、3月で道場をいったん離れます。
クラスの最後にはみんなと、スパーリングで手合せをしました。
皆さんも、湿っぽさは無かったものの、少し感慨深げでした。
野田さんは土曜日の受付としても、ずっと道場に貢献してくれ、私も随分と助けられました。
自分が指導で少し迷い、意見を求めた際にも、とてもポジティブな返答をもらい、スッキリしたこともありました。
試合では勝てない日がとても長かったですが、継続した稽古と様々なクラスで実力を養い、去年の暮れの支部内交流試合では、みごと優勝。
田口支部長も「野田さんは本当に強くなった!」と今日も絶賛していました。
また、大橋君は6年間、幼年・少年部の指導補助に入ってくれて、子供たちを後押ししてくれました。
子供のころから、優しくて面倒見の良い彼を見てきたので、6年前に私から指導の手伝いをお願いしました。
しかし仕事として見た時に彼の指導は不十分と感じることも多く、私も長いこと厳しく接してきました。
それでも腐ったり、諦めたりせずに就職するまで続けてくれ、指導の質も当初とは比べものにならないレベルにまで向上したように思えます。
また、高学年の子が試合前には、何度もスパーリングの相手もしてくれました。
特に、自主トレでも胸を借してあげていた、もえかさんや龍之介くんの実力向上に、彼の存在は非常に大きかったと思います。
ふだん接していても匠君の口からは人の悪口を聞いたことは殆どなく、野田さん同様、道場の誰からも愛されるキャラクタ-だっただけに、少し寂しい気もします。
4月から大きな会社での仕事が始まりますが、そんな彼なら職場の人にも可愛がられて、会社にとっても戦力となってくれるはず。
本当に頑張ってきてもらいたいと思います!
お二人とも、今まで、本当にありがとうございました!