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お疲れ様でした

お疲れ様でした

極真空手の荒行の一つ、昇段時に行われる連続10人組手。
この伝統こそ、極真空手の強さの証明です。
大山総裁が常々言われていた「実践なくんば証明できない」をまさに体現するものです。
理屈ばかり並べても実際にはできなかったり、弱かったりしたのでは説得力がありません。
「証明なくんば信用されない」実際に証明してこそ信用されるし、「信用なくんば尊敬されない」そこから尊敬も生まれてきます。
それこそが極真空手の黒帯の価値だと思います。

田口支部長が常々言われているように、「強いけど・・・」「あいさつが出来ない」「返事ができない」「声が出ない」などはもってのほかです。
強いからこそ「頭は低く目は高く、口慎んで心を広く、孝を原点として他を益する」という極真精神を実践していかなければなりません。

今回の昇段審査は溝畑まひるさんは国際大会で準優勝、永吉美優さんは同第3位、中学生の土屋昂輝くんも陰の実力者、壮年の並木さんは極真祭で準優勝、稲岡君は茨城大会2連覇で現役の全日本選手と近年稀に見る実力者たちの受審でした。

これに対し掛かり手も、元全日本ウェイト制王者の近藤博和、尾崎亮を始め、現役全日本選手や国際大会2連覇の加内翔介など少年部から壮年まで、国際チャンピオン、全日本チャンピオンを始めトップクラスの人がほとんどで本当に受審者にとって大変過酷な、しかしとても貴重な連続組手となりました。

皆それぞれが自分の持ち味を生かした組手をし、無事に完遂しました。
自分も何度か連続組手をしましたが、その一つ一つが今の自分の財産です。これは経験した者しか分からないと思いますが、試合とはまた違った緊張やプレッシャーの中、拳に込められた皆の気持ちを一つ一つ受け止めながら挑戦していく。達成した喜びは何物にも変え難いです。それが自信になり更なる高みを目指す糧にもなります。

今回の受審者もきっと充実感に包まれていることでしょう。
昇段に合格すれば黒帯です。特に今回の人たちはこれから各道場はもちろん世田谷東支部、そして極真を代表する人になると思います。
ぜひとも誇り高い極真の黒帯として、今後ますます共に精進していきたいです。

今回応援に来てくれた道場生にとってもこれだけのメンバーで行われることはめったにないのでとても貴重な経験になったと思います。
これを期にまた稽古に励んでもらいたいと思います。

審査の後、支部長を始め皆でまた、焼肉に行きました。s_0106
木曜に行ったばかりなのにやはり食べてしまいます。(笑)

さすがの稲岡君は「試合よりダメージはありません。全然、疲れてません」とコメントはすでに黒帯でした。(笑)
しかし、時々見せる表情はやはり疲労感が漂っていました。

掛かり手に協力してくれた選手会副会長の尾崎コーチはさすがせたひがを代表する大食漢!

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ひとりで10人前くらいの肉をあっという間に平らげてしまいました。
ビール片手に肉を食べるときの尾崎コーチは幸せそうです。(笑)

かとうみずき

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