ホーム » 指導員ブログ » 涙の西東京都大会

今日は一度は中止になった西東京都大会がありました。
日程が変ったために出場できなかった選手もいましたが、新たにエントリーした選手を含む7名が、それぞれの頂点を目指して、頑張りました。

速報ですでにご存じの通り、4名の選手が、優勝・入賞しました。
三茶戦士1番手はベテランの紺野選手がウェイト制の出場権をかけて闘いました。
前半、左右の突きと、奥外の下段を効果的に使い、良い感じでしたが、相手の膝蹴りに苦戦して惜敗を喫してしまいました。

壮年勢は須見さんが効果的に左の直突きから下段までつなぐも最終的には相手を呼び込んでしまい惜敗。
優勝候補の石橋さんは現在改良中の自分の組手がうまく回らず、惜敗。

中学女子の溝畑選手は多彩な技の振り分けや出入りのうまさから見事優勝!

大倉選手も確実に勝ち上がり、3位入賞。

新中学生の高木君と真渕君、決勝まではお互いの持ち味を生かし圧倒的な強さで勝ち上がりました。
そしていよいよ決勝戦!
同門対決だったためどちらのセコンドにもつかないこともありますが、今回は稲岡君がいたために分かれてセコンドにつきました。
自分は高木君側につきました。試合前、「負けたくない」と一言。その思いは真渕君も同じだったでしょう。
お互い手の内を知り尽くしているなか、、一歩も引かずに真っ向勝負、本線引き分け。
延長で高木君の上段膝がさく裂、技有をとりました。
まさに真剣勝負そのものでした。

結果、高木君が上段膝蹴りでの技有を含む優勢勝ちで優勝、真渕君は準優勝でした。

終了直後、固く握手をする両者、真剣勝負をした者にしか分からない至福の時だと思います。
高木君は試合直前の稽古で足に怪我をしていて、その痛みに耐えて闘いました。
試合場を降りるとついには立てない状態でした。

試合場の裏ではお互いの健闘をたたえあって泣きじゃくる二人。見ている自分ももらいそうでした。
普段から冗談を言ったり、励まし合ったりととても仲の良い二人。
真剣に勝負をして、我慢していた感情を一気に吐き出すように涙を見せあえる友達。
二人にしか分からないものがたくさんあったと思います。
とても美しかったです。そしてまた、とても羨ましかったです。
これからも二人にはお互いを大切にして、またお互いを高めあう生涯の友としての関係を築いてほしいです。

今回もたくさんの方々が手伝いや、応援に来てくれました。
いつもながらにありがたいなぁと思います。
特に少年部の子供たちには試合での空手の技術だけではなく、今回のような心の部分を感じて欲しいです。
純粋に人と関わることの素晴らしさを感じる感受性を育てて欲しいです。

試合の後は荒井先生と昇級審査や今後の指導についてかなり長い時間、話し合いをしました。

かとうみずき

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