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幼年クラスでずーっと一生懸命頑張っていた将聖君が引っ越しのため最後の稽古に来ました。

最初は親子クラスに4歳でお父さんと一緒に入会してきました。
いつもお父さんの足につかまって声も全然出ず、話しかけてもモジモジしてとてもシャイな子でした。
それから約2年、ゆっくりと、ゆっくりと稽古を積んで、少しずつ声も出るようになり、今では誰よりも大きな声で気合を入れたり、返事をしたりできるようになりました。
幼年部でも道場訓を唱和していますが、この道場訓も全部覚えて大きな声で言ってくれます。

弟の龍雅君が入会してからはさらにお兄ちゃんぶりが増しています。
その龍雅君も大きな声で元気よく稽古しています。

去年の12月、風邪で昇級審査が受けられなかったのが残念だったのですが、この3月に受審して晴れてオレンジ帯になりました。
その帯を最後に渡すことができて良かったです。

新しい帯を巻いて嬉しそうに、またちょっと得意気にしている彼を見て本当に彼の成長にかかわれたことが嬉しく幸せに感じました。と同時に今日が最後だと思うと寂しくなりました。

4月から小学生になりますが彼ならきっと大丈夫でしょう。引っ越し先でも頑張ってほしいです。

その日の夜、少年部で頑張っていて小学校卒業で一旦、中学の学業に専念していた仁君が4月から高校生になるということで3年間のブランクを経てカムバックしてきました。
小学生の時の面影はあるもののすっかり青年の顔つきになった彼が、元気に「加藤先生、久しぶりです。」と来てくれて嬉しかったです。
久しぶりの空手を楽しんでいるようでとても生き生きと稽古をしていました。
これから伸び盛りの若者ですからとても楽しみです。

この前の日曜日にはイギリスに留学している愛恵さんも春休みで日本に戻ってきましたと元気な顔を見せたくれました。

色んな人が修業の場として、また一度離れても戻ってこれる場としての道場の役割を感じました。

「将聖、龍雅、いつでも道場で待ってるから、いつかまた会おうな。」

以下、将聖君、龍雅君のお父様から頂いたメールです。許可を頂きましたので掲載します。

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思い返せば2年前の夏、将聖と一緒に自分も三軒茶屋道場へ入門し、ここ最近は子供達のみ稽古に参加させて頂きました。
特に将聖とは加藤先生指導の下、日曜日の親子クラスに参加してとても楽しい楽しい稽古をし、親子で一緒に汗を流したのを思い出します。

最初はみんなの前で号令が出来ず16回目の稽古の時に、たどたどしく初めて号令をしたのは今でも鮮明に覚えています。
(その時は涙が出るくらい嬉しかったです)

将聖は他の子に比べると本当に不器用で成長も遅く、後から入門して来た子達にも次々と抜かれていきましたが
決して腐らずオレンジ帯という目標に向かって、遅いながらも一歩一歩前へ進んでいく姿は感心致しました。

オレンジ帯へ進級するまで2年近くかかりましたが、これも田口支部長はじめ加藤先生・稲岡先生・佐藤先生の
暖かいご指導のお陰だと思ってます。

三軒茶屋道場で稽古した事、空手に出会った事は自分たち家族にとってかけがえのない財産となりました。

いつか何処かの大会でお会い出来るのを楽しみにしています。

本当に有難うございました。

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