里山です。
今日も5クラス指導に入りました。
●幼年クラス
「幼年部では弦くん、渓くん、蓮心くん、明日香さん、陽太くんを中心にみんな頑張ってました。入会したばかりの子達も話を聞く姿勢や稽古態度もだいぶよくなってきてます。
昨日入会の太一くんは覚えも早くて技も上手でびっくりしました。」
と、白帯担当のあかり先生からの報告がありました。
またオレンジ帯以上は、先週に引き続き中段回し蹴りの蹴りこみ。
上手に高いレベルで蹴れる子は、ほとんどいません。
ただ、途中でたいし君には
「お尻で蹴ってごらん」
とアドバイスすると、各段に威力が増していました。
去年の支部内交流試合では惜しくも敗退した、たいし君ですが、田口支部長からも「たいし君は絶対に強くなる」という評価をもらっていました。
少し不器用なところもありますが、一途な視線に彼の意志の強さを感じます。
才能を開花させられるように指導していけたらと思っています。
●少年初級クラス
信先生からは
「少年クラスでは体操からリキくんが大きな声で引っ張ってくれました。3月4日にある審査のために頑張っているそうです。」
という報告。
また、あかり先生からは
「けんじ君が、だいぶ形になってきました。またある男の子が別の子に注意する時に、汚い言葉を使ってたので注意しましたが、まずは私が直さないとなぁ、と反省しました(苦笑)」
との報告が。
子供の態度は大人の鏡ですので、私も言葉遣いは気を付けなければ、とあかり先生の報告を見て思いました(汗)
●少年体力・受け返しクラス
●少年スパーリング・ミットクラス
「体力受け返しクラスでは幼稚園生を対象にワンツーの受けについて練習しました。
レベルの高い子がたくさんいたのでワンツーをサイドステップでかわし上段を蹴る練習をしました。
颯太くんと龍之助くんの攻防は凄かったです。
4月にある支部内に向けて着実に実力をつけていると思います。
層の厚い幼年部の支部内が楽しみです!
また、スパーリングクラスでは去年大活躍の馬場くんがとても目立っていました。
1〜3つ上の学年の子とバチバチ打ち合っていました。
本人が意識している打ち合いはここの3〜5ヶ月で急激に成長していると思います。
まなわくんに続いて国際大会での優勝を期待しています。
来月から大会続きになりますが怪我をせず頑張って行きましょう!」
という、信先生からの熱のこもった報告がありました。
確かに今の幼年部は非常に層が厚いので、とても楽しみな年代です。
また、6年生のゆうせい君が、少しずつ上達しています。
学校の関係で週に一度しか稽古に来られないゆうせい君。それでも、もう何年も長いこと、空手に通ってくれています。
しかし初めての試合だった去年の支部内では、完膚無きまでな敗退でした。
田口支部長には止められましたが、試合中にタオルを投げようと考えたぐらいに、何もできずに相手の攻撃を受け続けての負け。
試合後、本人も痛みやショックで涙を見せていましたし、私も励ましはしたものの、ひょっとしたら辞めてしまう、あるいは、今後スパーリングには関わらないかもしれない、そんな負け方でした。
元々、そんなに器用ではない、ゆうせい君。
闘うような気質の子でもありません。
しかも週に一度しか来られない。
しかし、その後も継続して稽古に参加してくれています。
年下の子達にやられたり、泣かされても、淡々と稽古に来ます。
そしてここに来て、技術や威力も着々と上がってきている。
こういう成長の瞬間を目にすると、本当に感動します。
大きな大会で子供たちが優勝したのと同じぐらいに、嬉しくなります。
そして、
「自分が同じ状況で、果たして空手を続けられるか?」
と考えると、彼に対して敬意の念を抱かざる負えません。
6年生の彼が少年部として稽古する期間は、あと2か月ほど。
その残りの期間を、いつも通り淡々と前を向きながら稽古に励んでいく彼の姿を、見守っていきたいと思っています。
●一般クラス
基本稽古→補強→ミットで突きのコンビネーション→受け返し→スパーリング→可動域を高める蹴り
の流れで行いました。
最近は鬼澤さんが毎週参加してくれています。
以前はお仕事の関係で断続的でしたが、今は落ち着いているとのこと。
そのせいか、だいぶ技のキレや威力も、戻ってきているように感じました。
それを伝えると、本人は
「えっ、そうですか?」
と、意外な様子でしたが(笑)
また、最近は体調を崩したり、怪我をする人が多いように感じます。
各自が色々な状況があったり、また、私も含めて年齢も上がってきているので、止む負えない部分もあると思いますが、できるだけ心身のケアを心がけたり、また、異変があった時には無理はしないようにしてください。
今週もおつかれさまでした。