ホーム » 田口支部長ブログ » 選手稽古〜強くなる選手の稽古態度

19:00 選手稽古

中学生の参加が増えたので、数年後を見据えて地固め的な稽古を増やしました。

稽古中に、下を向いたり、きつそうな顔をするので、強くなる選手の稽古態度の話をしました。

全日本強化委員、日本代表のコーチとして選手を沢山見てきました。

強くなる選手にはいくつかの共通点があります。

 

◉きつそうな顔をしない

・全日本大会を数回制したA選手は他の選手が苦しそうな顔や声を出すようなハードな稽古でも、大袈裟な表情や、きつい顔をせず、歯を食いしばり黙々と稽古をしていました。きついのは当たり前といった雰囲気でした。

◉全ての内容を限界まで追い込む

・全日本ウエイト制を数連覇したB選手は、稽古の全ての種目を本当に限界まで、誰よりも追い込んでいました。まるで、全ての種目を参加した選手の中で1番になるかの様な、鬼気迫る勢いでした。稽古に参加している選手の中で1番にならなければ全日本でも1番になれないという意識を感じました。

◉前向きな気合い、声出し

・トップ選手全体に言えるのは、きつい内容で気合いを出すにしても、その声が、「もうだめだあー、きついー」という弱音の気合いじゃなく、「なにくそっ、やってやるっ!」といった、前向きな気合いを出します。

◉ライトスパーリングがうまい

・往々にして、強くなる選手はライトスパーリングが上手いです。それは自分より格下の選手とやる時でわかります。自分本位で相手を潰しに行くような動きはせずに、当たったら倒れる攻撃を寸前で止める様な、気を抜かず、かつ、自分なりのテーマを持ってスパーリングを行う選手が多いです。そして、力が抜けているので動きが美しく見えます。

◉稽古の準備を怠らない

・自分が尊敬する先輩で40を過ぎてもトップを走り続けたC選手と同部屋になった時の事です。朝稽古開始の1時間前に起きて、部屋で黙々とストレッチをしていました。また、毎週決まった曜日に整骨院でメンテナンスをしていました。

◉怪我をした時もできる事をする

・怪我をして稽古に参加できない場合も、強くなる選手はできる事を見つけて自分を向上させようとしていました。第8回世界大会の木山選手のスクワットは有名ですね。肋骨を痛めて稽古に参加できない時、稽古の間ずっとスクワットを行い、足元に汗の水たまりが出来ていました。その様子はメディアエイトさんの第8回世界大会の映像にありましたね。このDVDはおススメです。

https://item.rakuten.co.jp/media8/med-909/

 

◉稽古量が違う

・自分の後輩で入門して2年も経たずに、全日本ウエイト制で準優勝し、無差別全日本で入賞したD選手。強化合宿で全ての稽古が終わり、皆が休んでいる時に、ノルマだからと言って、外で黙々とコンビネーションのシャドーをしていました。「何回やるの?」と聞いたら「400回です!」と笑顔で言ってました。何をやるにしても回数の単位が違いました。

 

自分でチャンピオンになると決めた選手は、どんな稽古も、どんな状況でも、全て前向きに取り組んでいました。

 

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