4月14日(火)ライングループに配信した稽古動画 突き技のテキストです。
◆4月14日(火)配信稽古動画⑥ 基本技突き技
⚫︎三戦立ち(さんちんだち)に構えます
「三戦立ち用意」で顔の前で十字を切ります。
十字を切った手は帯の高さに。
「構えて」の号令で、両手で金的をカバーしながら片足を寄せます。
足を弧を描くように開き三戦立ちになりながら、両肘を寄せて絞るように拳を肩の前に持ってきます。
気合いを入れて構えます。
両拳は肩の高さにし、肘は内側に締めます。
三戦立ちは、手で示したように、つま先を内側にむけて、前足のカカトと後足のつまさきが一直線になるようにします。
⚫︎正拳中段突き
①自分の身体のどの部分で→拳頭で。
②相手のどの部分を→みぞおちを。
③どの様に
・突き手と引き手は同時に動かします。
・突き手と引き手の前腕は身体を擦る様に脇を締めて突きます。
・当たる瞬間に拳を返します。
・突く瞬間に力を入れてあとは力を抜きます。
両拳を前に出して。
右拳を引いて構えます。
引き手の肘は正面から見えない様に締めます。
人差し指でみぞおちを指すようにすると、拳頭がしっかり目標をとらえる様になります。
引き手の肘を開かない様にしましょう。
前腕が身体を擦るよう、拳と拳を寄せる様に突きます。
拳頭がしっかりみぞおちをとらえる様に突きましょう。
⚫︎正拳上段突き
①自分の身体のどの部分で→拳頭で。
②相手のどの部分を→眉間を。
③どの様に
・突き手と引き手は同時に動かします。
・突き手と引き手の前腕は身体を擦る様に脇を締めて突きます。
・当たる瞬間に拳を返します。
・突く瞬間に力を入れてあとは力を抜きます。
拳頭で相手の上段(眉間)を狙います。
⚫︎裏拳顔面打ち
①自分の身体のどの部分で→裏拳で。
②相手のどの部分を→眉間を。
③どの様に
・構えた状態から、手首を曲げずに動き始め、当たる瞬間に手首のスナップをきかせて打ちます。
・打つ時に構えた手を下げない様にしましょう。
人中(じんちゅう)を隠す様に構えます。
打つ時に、構えた手は下げない様しましょう。
当たる瞬間に手首を曲げてスナップをきかせて打ちます。
⚫︎裏拳左右打ち
①自分の身体のどの部分で→裏拳で。
②相手のどの部分を→眉間もしくはこめかみを。
③どの様に
構えた位置から、肘を支点に拳が弧を描くように自分の横のこめかみの位置を、スナップをきかせて打ち込みます。
肩を落とし、肘から先が床から平行になる様に構えます。
裏拳が弧を描く様に横に打ち込みます。
打つ方を見るようにしましょう。
手首のスナップをきかせて打ち込みます。
打ったらすぐ最初の構えに戻ります。
⚫︎裏拳脾臓(ひぞう)打ち
①自分の身体のどの部分で→裏拳で。
②相手のどの部分を→脇腹。
③どの様に
・肘を支点に素早く打ちます。
・打った拳は下に来る様にします。
・打つ場所を見るようにします。
脇を締めて両拳を腹の前において構えます。
軽く肘を曲げて脇をしめ、手首のスナップをきかせて裏拳で相手の脇腹を打ちます。
打った手が下に来る様にします。
⚫︎裏拳回し打ち
①自分の身体のどの部分で→裏拳で。
②相手のどの部分を→こめかみを。
③どの様に
・引き手を腰のあたりに回し、額の前の手を反対の脇の前に親指を添える様にします。
・脇の手を引き手にとりながら、腰の手を外から回す様にして裏拳で相手のこめかみあたりを打ちます。
・引き手と打つ手は同時に動かします。
・打つ手は下からもって来ない様にしましょう。
引き手をしっかり引き、拳は額の前に構えます。
額の手は反対の脇の前に、引き手の拳を腰のあたりにおきます。
引き手を引きながら、腰の手を外側から回す様に打ちます。
打った手は額の前にくるようにします。
⚫︎正拳顎打ち
①自分の身体のどの部分で→正拳で。
②相手のどの部分を→顎を。
③どの様に
・構えたところから脇を締めて正拳で顎を打ちます。
脇を締めて、肘を立て、手首をまっすぐにして構えます。
しっかり肩を入れて力強く打ちます。
打ったらすぐに最初の構えに戻ります。