4月15日(水)ライングループに配信した稽古動画 受け技のテキストです。
◆4月15日(水)配信稽古動画⑧受け技
⚫︎上段受け
①自分の身体のどの部分で→外小手部分。
②相手のどの様な攻撃を→顔面に対する攻撃。
③どの様に
・構え
⚫︎受ける手 肘が目の高さ。前腕の角度は45 度。手首を曲げない。前腕の3分の1の部分(外小手)が自分の中心線に来る。
⚫︎引き手 半身を切り。肘をしっかり締める。引き手の手首を曲げない。
受け手のひじをたてて顔面をカバーします。
たてた腕の外側に、引き手の腕を脇をしめてもってきます。
半身を切りながら、下から上に腕を上げて受けます。頭を動かしたり、膝を動かしすぎない様にしましょう。
⚫︎外受け
①自分の身体のどの部分で→外小手部分で。
②相手のどのような攻撃を→中段を狙った攻撃を。
③どのように
構え
・受け手 肘を直角にして拳を肩の高さに。手首を曲げないように、身体の中心を越えるように構える。
・引き手 半身を切り。肘をしっかり締める。引き手の手首を曲げない。
引き手の拳頭を後頭部に添えます。肘はしっかり後ろに引きます。
構えた手の親指を反対の脇のあたりに添えます。
脇に添えた拳を引き手にとりながら、頭の後ろの前腕(外小手)で半身を切りながらしっかり受けます。
半身をしっかり切ります。膝を動かしすぎないようにしましょう。
⚫︎内受け
①自分の身体のどの部分で→内小手部分。
②相手のどの様な攻撃を→中段に対する攻撃を。
③どの様に
・構え
・受け手 肘を直角にして拳を肩の高さに。手首を曲げないように、拳が肩の前にくるように構える。
・引き手 半身を切り。肘をしっかり締める。引き手の手首を曲げない。
引き手の拳を手の甲を上にして、受け手がわの脇の下に添えます。その上に受けた手を重ねるように置きます。その際に身体につけないようにしましょう。
上の手を引き手に持ってきながら、下の手で受けます。
受け手の拳は肩の前に来るようにしましょう。
受ける際には、上の手の肘の外側を通るようにしましょう。
⚫︎下段払い
①自分の身体のどの部分で→外小手部分。
②相手のどの様な攻撃を→中段に対する攻撃を。
③どの様に
・構え
・受け手 肘を伸ばして拳を太腿の前に置きます。身体の外に出過ぎない様にしましょう。
・引き手 半身を切り。肘をしっかり締める。引き手の手首を曲げない。
太腿の前の手を金的の前に持ってきて、引き手の拳を反対の耳に持ってきて顔面をカバーします。
この時に拳を体につけないように、肩をあげないように気をつけましょう。
顔面の手で受けながら、半身を切り、金的の手を引き手に持ってきます。
引き手と受け手は同時に動かすようにしましょう。
受けた拳が身体の外に出過ぎない様にしましょう。
⚫︎内受け下段払い
①自分の身体のどの部分で→外小手部分。
②相手のどの様な攻撃を→両手での中段の攻撃(諸手突き、襟を掴みにくる)を
③どの様に
・構え
片方の手を内受けの位置(拳を肩の位置)に、もう片方の手を下段払いの位置(拳を太も前に)置いて構えます。
構えた状態のまま肘と肘を寄せて、内受けの手で下段払い、下段払いの手で内受けを行います。
受けた手が身体の外に出過ぎない様に注意しましょう。