里山です
今日は、午前中が匠先生がお休みだったので、山西先生に補助に来てもらいました。
そんな中、今日も4クラス指導に入りました!
●幼年クラス
最近、基本稽古の回し蹴りの際に『100本蹴ろう!』『1万本!』などと、リクエストが上がります。
時間の都合もあるので2,30本で終わりにしますが、そういう子に限って、その2,30本さえ、全力で蹴れません(苦笑)
「たとえ10本でも、本気の本気の本気で蹴ったら、『ハアハア、ゼイゼイ』なるのに、みんな、なってないじゃないか!」
と注意した途端、急に息が「ハアハア、ゼイゼイ」と乱れる子がいます(苦笑)
「嘘つけ!」と、伝えながらも、心の中では「まあ、この年代では、空手を楽しんでくれたり興味を持ってくれるだけでもいいのかな。」とも考えます。
緊張感は保ちながらも、楽しい時間を過ごさせてもらっています(笑)
●少年初級
青帯以上の移動稽古では、ゆうき君、うきょう君、ひろあき君、きょうこさん、そうた君らは、安定した腰の高さや鋭い突きなどで、非常によかったです。
膝蹴りのミットでは、6年生のゆうた君の大きな身体から放たれるダイナミックで強力な蹴りがとても良かったです。
体は大きいですが、優しい人柄が全体からにじみ出ている、ゆうた君。
中学入学を機に、空手からは離れるようですが、また、いつでも戻ってきてもらいたいものです。
●少年中級クラス
30名ほどの子たちが参加。
今日も白熱したスパーリングを展開。
各自が、自分の試合に向けて、集中して取り組んでいました。
その中で、今日もいろいろと嬉しいことや、心が震えるようなことがいくつかありました。
そして帰宅してからも、そのことが頭から離れませんでした。
そのくらいに、感動するような出来事でした。
(ただ、私の場合人とよろこぶポイントがずれている時があるので、共感はされにくいかもしれませんが(笑))
そうは言っておきながら、今回のブログではそのことには触れません。
上手く言葉にできませんが、たぶん今後のブログの中で、触れる機会が必ず来ると思うからです。
そして、その時に伝えるのがベストのような気がします。
もったいぶった書き方ですみません。
ただ、一つ言えるのは、そんな彼らに試合での目標を絶対に叶えてもらいたいということ
そのためにこちらは、やれることをやる。
そんな気持ちで指導にはいっていこうと、改めて思っています。
●一般クラス
今日は黒帯5名の参加に加えて、昭島から壮年全日本チャンピンの実績のある小島さんも出稽古で来てくれ、豪華な顔ぶれ。
今日も、みなさん覇気のある姿勢で取り組んでいました。
スパーリングでは、試合が近い野田さん、堀井さん、山西くんらが、基立ちを行いました。
各人とも、試合2か月を切っており、追い込みの時期。
なかなか本来の動きができなかったようでしたが、それぞれ随所に光るものがありました。
また、黒帯の面々も、各々の個性を放つ組手で、有段者らしさを見せていました。
浜田先輩は体力的なハンディを、フットワークやポジション取りで、上手に補っています。
二宮さんは、とにかく相手の嫌がること、トリッキーな闘い方で相手に主導権を与えません。
佐藤さんは、練習ができていないにもかかわらず、キレキレの動きで驚きました。
息はそんなに切れないところを見ると、自分のペースで闘いを運ぶのがうまいのでしょう。
橋本先輩は、小島さん相手に、普通に圧力をかけて前に出ていました。
小島さんも悔しそうにしていました。
山西君は若いだけあり、かなり闘い方にも余裕がある感じです。
他の会員さんにも、いいお手本になったのではないでしょうか。
今日で鈴木さんが、帰国期間中の最後の稽古。
また夏過ぎ頃に、戻って来られそうとのことですので、その時にもみんなで汗を掻けたらと思います!
今週もお疲れさまでした!