里山です。
今日も5クラス指導にはいりました。
●幼年クラス
白帯担当のあかり先生からは以下の報告が。
「先週は突き技をやったので、今週は受け技を行いました。 はこちゃん、渓くん、はるた君、ともき君に審査の紙を渡しました。」
また、信先生からは、
「幼年部は桜士くん、いさとくん、陽太くんを中心に大きな声で頑張っていました。」
という感想がありました。
●少年初級クラス
審査・型試合に向けて稽古を進めました。
下級の帯の子達では、いあん君、けいじ君、快青くん、ののかさん、テオ君らが審査の紙を渡されたようです。
りんたろう君は、下段払いが出来るようになったら審査の紙を渡すと伝えられたようでした。
また、今日も信先生に基本稽古をお願いしました。
「基本稽古では黄色帯以上には厳しい声をかけましたが、気合を出すというのは子供も大人も関係なくやらなければならないことだと思います。
自分が少年部の頃は一つの技を20.30回やるのが当たり前でした。
つまらないの一言で終わらせるのでなく、この技を組手の時にどういう風に使おう?など一つ一つ楽しんでもらいたいと思います。」
というように、厳しい指導で、皆をリードしてくれました。
特に面白いことを言うでもなく、淡々と汗を流して引っ張っていく信先生。
そんな姿勢を見て、最初こそ、子供たちも集中力がまばらでしたが、徐々に黙って付いていく子たちが増えていっていました。
武道の稽古の理想的な光景だなと感じます。
私などは、信先生とは真逆でベラベラ喋る指導なので、武道家らしくないというか(苦笑)
まだ若いのに、非常にしっかりとしている信先生から、子供たちは多くの事を学んでもらえたらと思っています。
●少年体力・受け返しクラス
●少年スパーリング・ミットクラス
今月いっぱいで退会する、はなさんが、今日は土曜日最後の稽古。
すっきりした笑顔で挨拶にも来てくれました。
幼年の頃から5年以上にもなるでしょうか。
長い間、本当に頑張って練習を続けてきました。
今日もミットの蹴り込みを見ましたが、抜群の破壊力を誇り、あかり先生からも「強い!」という声が、思わず出るほど。
型試合で何度か優勝を飾ったのも、彼女の空手に真摯に取り組んできた姿勢の表れの一つだと思います。
ただ、実力はありながら、組手試合では残念ながら結果にはつながりませんでした。特に最後の2年ほどは毎回初戦で、優勝した子とぶつかり、毎回延長の末での2-3の大接戦での敗退。
勝てるのに、勝負どころで止まってしまう。
無意識にストップをかけてしまう。
相手を仕留めるということに、ためらいを感じているのは、長年の彼女の課題でした。
闘うということが向かない性格なのだと、本人も、ご両親も、そして私も、感じていたと思います。
しかし、それは決してネガティブに捉える必要はないとも感じています。
ある意味、正常な感覚なのかもしれません。
そんな中、逃げずに頑張ってきてやれるだけの事はやってきた彼女の姿勢には、本当に頭が下がる思いです。
過去にも、今は道場を離れた草野永吉くんや、田中そうま君、森尾美優さんらも、はなさんと似たタイプだったと思います。
どんなに頑張っても、ドラマのようにうまくはいかない現実というのも、幾度となく見てきています。その度に、こちらも胸が締め付けられる気分になってきました。
ただその一方で、まだまだ彼らの人生は何も終わってはいないのだとも割り切るようにしています。
まだ、ドラマの途中なのだと。
今の経験が将来のハッピーエンドに、きっとつながっていくはずです。
現に、小学生の頃には全然勝てなかった昭島道場の大澤くんなどは、その後にとてつもない大きな仕事をやってのけています。
ミュージカルというやりたいことを見つけ、すでに道を歩み始めていると、はなさんが話してくれました。
合っているなと思いました。
私自身、彼女と小さい頃から接する中で、本当に楽しい時間をたくさんもらってきて、おおいに笑顔にさせてもらいました。
そういった素養が彼女にはあります。
ミュージカルという場では、それがとても活きてくると感じています。
きっと、彼女らしさが存分に発揮されるでしょう。
そして、いつか彼女が有名になったら、
「昔教えていたんだ」
と、周りにウザったく思われるぐらいに自慢しようと思っています(笑)
応援しています!
●一般クラス
今日は、久しぶりに船見さんが参加してくれました。
船見さん以外にも、進藤さん、神野さんが受審予定のため、審査内容中心の稽古を行いました。
まだ、修正個所はありますが、3名とも一生懸命に練習に取り組んでいました。
審査まで、あまり日にちもありませんが、キッチリ仕上げていくことと思います。
気を抜かずに、稽古に取り組んでください!
今週もおつかれさまでした。