ホーム » 田口支部長ブログ » 第49回全日本空手道選手権大会初日終了。明日の見所ABブロック。

11月3日(金祝)東京体育館にて開催されている、第49回全日本空手道選手権大会の初日が終了しました。

当城西世田谷東支部からは、荒木銀次、大澤佳心、金久保典幸、小林龍太、多田将太朗の5名が出場。

大澤佳心、小林龍太、多田将太朗が1、2回戦を突破して3回戦に進出。

Aブロックの多田選手は次は高橋佑汰選手。

大澤選手は加賀健弘選手。

Dブロックの小林選手は鎌田翔平選手と対戦。

それぞれ強豪選手ですが、これまでの稽古を信じて全てを相手にぶつけて戦って欲しいと思います。

選手の応援をよろしくお願い致します。

■2日目3回戦

Aブロック

■1高橋佑汰(東京城北)対  多田将太朗(城西世田谷東)

高橋選手は初戦合わせて1本。二回戦は中段膝蹴りで相手を悶絶させての1本勝ち。とても強いです。

華麗なフットワークからの飛び込んでの膝蹴り。力強い突き。中途半端な距離にいない戦い方は見事。

対する多田選手は初戦5-0の判定勝ち。二回戦は正道会館の伊藤選手と延長まで戦っての体重判定勝ち。伊藤選手は体幹が強くとても良い選手。

多田選手は高橋選手に自分の全てをぶつけて戦って欲しいです。昨年はフランスの強豪トゥセウ選手に上段を当てて勝利しています。

■安島喬平(茨城県常総)対  亘和孝(東京城西)

安島選手は初戦、城西国分寺支部の若手、北村選手に延長まで粘られ、4-1と僅差での勝利。

安島選手に臆せず向かっていった北村選手は見事。手数では圧倒する場面も。安島選手もヒヤッとしたのでは?

安島選手の2戦目は強豪、コンスタンティン・コバレンコ選手。昨年は大澤選手を破り6位入賞。前回の世界大会で鎌田選手を破り名を挙げた選手。

本戦は激しい打ち合いで引き分け。延長は安島選手が奥足の下段をやや効かせるも、内股を蹴り返され引き分け。体重判定で勝利を収める。

初戦の苦戦が逆に2回戦の良い動きに繋がったのかも知れません。

対する今年の軽量級チャンピオン亘選手は、力強い突きと下段で1、2回戦を本戦5-0で勝ち上がりました。非常に冷静で的確な技で相手にダメージを与えます。

熱い安島選手とクールな亘選手がどんな戦いを見せるか注目です。

■パトリック・シピエン(ポーランド)対  南原健太(東京城北)

シピエン選手は長いリーチを活かした突きから、柔らかい上段蹴りを得意とする選手。尚且つ手数も出るので対戦相手はとても戦いにくそう。1、2回戦とも本戦5-0の完勝。

対する南原選手は絶好調。初戦は手数で圧倒。2回戦は上段膝蹴りで技ありを奪っての勝利。

身長185センチを越える2人の激しい打ち合い、そこから飛び出す上段への蹴り。一瞬も目を離せない戦いになりそう。

■加賀健弘(東京城西)対 大澤佳心(城西世田谷東)

加賀選手は初戦合わせ一本勝ち。2戦目も本戦勝利。とにかく、戦い方がうまい。冷静に戦い、足掛けや上段への蹴りなど改定ルールを十分に研究した戦いを見せました。

対する大澤選手も初戦は上段への蹴りで合わせ一本勝ち。2戦目は東京城北支部の杉山選手に本戦勝利。

加賀選手は2014年全日本ウエイト制中量級準優勝。2016年は第4位。

大澤選手は2016年ウエイト制中量級準優勝。今年の世界ウエイト制中量級優勝。

似たような勝ち上がりを見せた2人。パワーもテクニックも持ち合わせる両者の戦いは3回戦屈指の名勝負になりそうです。

 

Bブロック

■アンドレイ・ルジン(ロシア) 対 西村界人が(東京城北)

今年の世界ウエイト制軽重量級チャンピオンのルジン選手。初戦は合わせ一本。2回戦は100キロを越える相手を完封。全ての攻撃がパワフルで強い。

対する西村選手は、188センチ、110キロというアメフトで鍛えた身体で動きも速く、独特のタイミングのしなる上段回し蹴りは相手にとっても厄介。今年の神奈川県大会の決勝でも上段で相手を沈めています。

1、2回戦は判定勝ちながらも相手を圧倒。

今、最も勢いがあり伸びている選手。ルジン選手も決して油断はできません。

■樋口知春(東京城北) 対 オレクサンダー・イエロメンコ(ロシア)

イエロメンコ選手は今年の世界ウエイト制重量級準優勝。今年の全日本ウエイト制もカパーナーゼ選手に敗れたものの準優勝。

場内に響く打撃音が他の選手とは違いかなり痛そう。裏回し蹴りなど上段も上手い。

対する樋口選手は城北支部きってのハードパンチャー。山川選手や西村選手等大きな相手と普段から鎬を削っているだけに、イエロメンコ選手相手に簡単に引く事はないでしょう。

樋口選手がイエロメンコ選手にどんな戦いを挑むのか楽しみな一戦です。

■竹岡拓哉(東京城西) 対 小林健人(東京城北)

今年の全日本ウエイト制中量級でチャンピオンになった竹岡選手は、若手の有望株の八木橋選手から技ありを奪うなど絶好調。

対する小林選手は二回戦、城西世田谷東支部の荒木選手から延長で胴回し回転蹴りで技ありを奪うなどかなりのテクニシャン。

最初押されているように見えても、得意のクイック(下段回し→下突き)で相手を効かせて一気に逆転する力を持っています。

竹岡選手が勢いで勝るか、小林選手の技の切れが勝つか?

■清水祐貴(東京城北) 対 荒田昇毅(千葉県中央)

今年の荒田選手はかなり調子が良さそう。初戦は合わせ一本。二回戦は相手を常に圧倒。持ち前の技の強さに、起動力を活かした組み手をしていました。

対する清水選手はこれまでの手数で圧倒する組手に加えて、相手を冷静にみてクレバーな戦いを見せてくれました。

2回戦は190センチ、94キロの強豪エキモフ選手を、ステップで翻弄し、的確に技を入れて、本戦勝利。

格上の荒田選手に清水選手がどんな作戦で戦いを挑むのか?楽しみです。

 

 

 

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