全日本大会の初日が終了しました。
稲岡君、近藤君、佐野君が三回戦進出。
稲岡君は、初戦、ロシア大会軽重量級準優勝の強豪と打ち合い、体重判定勝ち。2回戦は体重150kgある、阿曽選手に延長で差をつけての判定勝ち。素晴らしい戦いでした。
近藤君は、2試合とも足が前に出て調子は良さそう。次は、今年の重量級
チャンピオンの荒田選手。新旧重量級チャンピオン対決です。
佐野君も近藤君同様、調子が良いです。前に出て、蹴り技に繋がる佐野君を崩せる選手はそうそういません。
次は、ロシアの強豪、ダルメン選手。
敗れましたが、他の選手も悪い試合は1試合もありませんでした。
鈴木君は、マメドフ選手に、本戦は打ち負けていません。かなり、実力がついてきています。このままウエイト制まで頑張って欲しいです。
金久保君は、ロシアチャンピオンと互角に戦いました。強引に行くだけでなく、タイミングで効かせる事。すべての技のレベルが高いので、さらに1つ強力な武器を身につけたらさらに良くなります。
小川君は、松岡選手相手に積極的に攻めて、素晴らしい戦いでした。手数で勝っていたので、もしかしたら?と思うほどのよい内容でした。
吉井君は、初戦、外国人選手に対し、的確な攻撃と上段を何度も当てての勝利。2回戦は関東チャンピオンの荒木選手に惜敗。
荒木選手との対戦では、接近戦で固まってしまった事が敗因。
調子は悪くなかっただけに、とても残念。
小林君は本戦は押し気味に試合を進めましたが、延長に入り、下段を蹴られた印象があります。
上段を何度か当てていただけに、もったいなかったです。
今後、いろいろなタイプので選手と揉まれていくと、さらに伸びると思います。
村松選手は、初出場ながら、世界大会出場選手と堂々と戦いました。
このまま稽古を続けて欲しいです。ここ最近の成長は著しいものがあります。
武田君は、おたふく風邪で入院のために欠場。
本人は最後まで出場の意志はありましたが、ドクターストップ。
調子がよかっただけに、悔しいと思いますが、ウエイト制でその悔しさを爆発させてください。
会場での、せたひがの皆さんの大きな声援は本当に素晴らしかったです。
試合場にあがるのは選手一人だけですが、皆さんの思いを受け、選手は皆さんと一緒に戦います。
応援団長、真渕君を中心に二日目もよろしくお願いします。
※写真は、試合前の会場。入場行進前の選手。試合場係としてスタッフをかって出てくれた4人です。