里山です。
ハロウインの時期ですね。
と言っても、私の子供の頃には無かったものなので、変装して楽しそうにしている人たちを見ても、正直あまりピンときませんが(笑)
変装すると別人格になるような昂揚感が楽しいのかなと、勝手に想像しています(笑)
普段は、かなり面倒くさがりの自分が、道着を着ると、「しっかりしなきゃ」と思うのも一種のハロウインみたいなものなのでしょう(?)
今日も4クラス指導に入りました!
●幼年クラス
今日も多くの子が参加してくれました 。
幼年クラスは最近、平均して20名ほどの参加と、大変にぎわっています。
指導にあたっては、クラス前に30分弱、あかり先生、匠先生とミーティングをしてから、指導に入ります。
そこで、ビジョンや課題、目標、注意事項、運営方法などを共有してもらっています。
まだまだ、煮詰めていったり、洗練させなければならない事ばかりですが、だいぶ成果も出てきているように思います。
特に幼年部では、短い時間で幼い子たちに技を習得してらうためには、漠然した指導だと進歩の効率が思うように上がりません。
私のクラスの場合、基本は「空手の楽しさを知ってもらう」「礼儀を見に付ける」という点に重きを置いています。それに付随して、心身の可能性を伸ばしていくような環境づくりも心掛けています。
促成栽培をするつもりは全くありませんが、どんどん成長していけるような指導をしていきたいとは考えています!
●少年初級クラス
今日も多くの子達が、一生懸命汗を流していました !
最初から二つに分けての指導。
白、オレンジ帯はあかり先生が担当。
沢山の子たちを、しっかりとまとめており、大音響の気合が道場内をこだましていました!
青帯以上は、二人組での片足スクワット。
2個のミットを重ねた上で行いました。
不安定な場所での片足スクワット。
普段使わない筋や運動神経、柔らかい筋肉を養う目的があります。
その難しさが、子供たちを盛り上げていました!
これは、私が現役当時に通っていたジムで行っていたトレーニングの応用です。
そのジムでは、昔から松井館長をはじめ、極真のトップ選手たちも数多くトレーニングをしてきました。
私も長い間に渡り様々なトレーニングを受けさせてもらい、本当に能力を引き出してもらいました。
人体の構造や運動理論を、非常に深く掘り下げていた先生がコーチをされており、当時の高重量負荷やサーキット・トレーン二ングが全盛のころに、既にかなり高度な体幹トレーニングも提供してもらっていました。
その時の数々のトレーニングは、とても貴重な財産であり、今も指導の引き出しとして用いることも多いものです。
そういった自分の経験を子供たちのレベルに合わせて、どんどん提供していければと思っています。
●少年中級 クラス
試合に参加した子たちも多く参加。
勝った子も負けた子も、どこかスッキリした様子がうかがえました。
稽古の最後に、試合で負けてしまった子たちには、
「会社の社長や総理大臣、ラグビーの日本代表の人たちだって、たくさん、たくさん失敗や負けがあった。でも、「もう駄目だ」「辞めよう」ではなく、弱点や欠点を埋めて、次に活かしてきたから成功できた。諦めずにそうやって続けていけば、成功できるよ」
そんな話をしました。
こちらも指導する側の立場として、支部内での内容を鑑みながら、今後の稽古の方向性や、メニューなどをしっかりと検討していきたいと考えています!
●一般クラス
支部内交流試合を終えたばかりの土曜日。
きょうは、久しぶりに山田さんが参加してくれました!
体格に恵まれながら、その体格に頼らずに、確実な受け返しと落ち着いた組手運び。
しばらくぶりに見る山田さんの実力が非常に高くなっていて、とても頼もしかったです。
また、稽古に参加してください!
今日の稽古では、後ろ蹴りを多く練習しました。
少し難しい蹴りのため、思うようにいかない方もいました。
しかし、使えるようになると、とても有効な技です。
中一のルーク君も最初こそできませんでしたが、何点かアドバイスをすると、非常に破壊力のある蹴りになっていました!
機を見て、また稽古していきたいと思っています。
そのルーク君ですが、先週の支部内交流試合では、初戦で敗退したとのこと。
原因を尋ねると、「延長になったから」と答えてくれました(苦笑)
ガクッと来ました(笑)
大人の方たちも笑っていました。
「稽古してない自分のせいだろ!」と言いましたが、ルーク君も「そうそう!」と言った感じ(笑)
まだまだ、本気度が足りないルーク君ですが、素質は十分ですし、基本的には素直なので(笑)じっくり、温かい目で見守っていきたいとおもいます。
また、支部内で思うような結果の出なかった上田さんもくやしそうでした。
映像を見ましたが、内容自体は非常にいい。
課題さえクリアできれば、一気に勝ち上がれる、ということは伝えました。
また、境先輩からも細かくアドバイスを受けていました。
私もずいぶん空手のことは、勉強したり、考えてきましたが、境先輩の話もまた、新鮮な視点で勉強になりました。
道場では最年長でありながら、今でも試合に出続けて、更に結果も出されている境先輩。
その裏には、継続した稽古はもちろん、いろいろな工夫や練り上げられた思考があります。
ちゃんと理由があるのです。
道場生の方も、機会があれば、どんどん堺先輩とお話しされて、色々と学んでほしいと思います!
最後の集合写真は、今日は人数も少なかったこともあり、一人一人が目立つように取りました。
格好つけた言い方をすれば「6人のサムライ」といったところでしょうか(笑)
ルーク!君もサムライなのだから、頼むぞ!
今週もお疲れ様でした!