里山です
気温も上がってきて、汗ばむような気候の土曜日。
今日も5クラス指導に入りました。
●幼年クラス
いつもより少なめの人数でしたが、そのぶん、普段より、一人一人のことをじっくり見ることができました。
えいご君が白帯ながら、とてもしっかりしていました。
特に引手。
先輩でも、正しい引手を取り続けることが難しいのに、しっかりとできていました!
「引手チャンピオンが白帯というのは、さびしいなあ」
と、少し意地悪場な言い方をすると、オレンジ帯の先輩たちも、負けじと、正しい引き手を作っていました(笑)
えいご君に感謝ですね(笑)
二手に分かれての稽古では、白帯チームのあかり先生から
「審査に向けて、立ち方礼法をやりました。 えいご君はOKです。はこちゃんとそういちろう君は、だいたいできてます。たお君と蓮心君は、もう少しですが見様見真似で一生懸命頑張ってました。今日は人数が少なかったので一人一人見れました!」
と報告がありました。
オレンジ帯以上は、移動稽古のレベルが少しずつ上がってきています。
審査に向けて、少しずつエンジンがかかってきました!
●少年初級クラス
30名ほどの子達が、賑やかに活気のある態度で、稽古に取り組んでいました。
基本稽古では、白帯のはんなさんが、とても高い前蹴上げを行っていました。
とても上手なので、みんなに披露。
先輩たちもビックリして、口をあんぐりして見ていましたが、蹴り終わった後には拍手が自然とわき起こっていました。
そのはんなさん、次のクラスまでの合い間に、私にチェックリストを見てもらいに来ました、。
ビックリしたのは、その礼儀正しさ。
「今、少し時間はありますか?」
と言ったあとに、
「チェックリストを見てもらいたいんですけど」
という発言。
まだ、一年生ほどの女の子とは思えない、気遣いと言葉遣いに、とても驚きました。
同時に、とても清々しい気分になりました。
普通の子は
「先生、これ!」
といって、チェックリストを渡したり、
「ねえ、見てよぉ~」
といった子が殆ど。
中には無言で紙を渡すだけの子も。(苦笑)
それだけに、そんな、はんなさんの振る舞いの素晴らしさに感動して、近くにいた子たちに、
「まだ、白帯で、小さいのに今の言葉遣い見た?こんなに礼儀正しくできる?」
と、尋ねましたが、キョトンとしていました。
苦笑いするしかありませんでした。
途中から二つに分けての稽古では、
「体力、移動、ミットは各自得意技を30ずつ蹴り込みました。 今日は全員がものすごい気合いでヤル気ありまくりで頑張ってました!」
と下級チームからの報告がありました。
上級の方は、移動稽古と型。
まやさん、りょう君が、とても良かったです
ひでなり君、こうせい君も,突きに締めが出てきて、質が徐々に改善されてきています。
まなわ君、りらんさんも、相変わらず高いレベルで、技を出しています。
とても、良い感じです。
●少年体力・受け返しクラス
●少年スパーリング・ミットクラス
今日は、GWのせいか、少し空気が緩んでいた一部の子達に対して、何度か話をしました。
稽古中にも、上段をもらって落ち込んでいたり、涙を見せていましたが、
「自分の稽古に組む際の気持の問題だよ」
ということを伝えました。
どこまで伝わったか分かりませんが、いつか分かる時がきてくれると思っています。
また、その今日は何度も怒られていた、A君。
途中からは後ろに下げて、見学させていました。
稽古終了後に、
「先生、今日、ぼく、看取り稽古を行っていました。」
と、聞いてもいないのに報告しに来てくれました(笑)
「一時間見学していて、気付いたことがありました。」
と言うので、
「何に気づいたの?」
と聞くと、
「ガードを下げると、上段をもらうということと、すね受けは足をしっかり上げないと、蹴りをもらうということ」
とのこと。
私の指導中の話しを繰り返して言っているだけなので、笑いをこらえるのに我慢しました。
まあ、反省しているのを示したかった様子がとても伝わってきたので、
「そうだよ!よく気付いたじゃん!」
と誉めておきました。
憎めないとは、こういうことを言うんでしょうね(笑)
●一般クラス
今日は、久しぶりに上原さんが来てくれました。
昇段されて、初の土曜日。
長年の積み重ねと、高い実力にふさわしい黒帯がとても似合っていました。
橋本先生からも、
「おめでとうございます」
と祝福されていました!
スパーリングでは、丈君が、何度も高木君に胸を借りて、翻弄されていました。
突きだけのスパーリングでも、高木君が怪我のため左手のみしか使えませんでしたが、丈君は何もさせてもらえませんでした。
中学3年生の丈くん。
とても高いポテンシャルを秘めているだけに、高木君のような、ハイ・レベルの先輩との闘いから、色々なことを学んでもらえたらと思っています。
今週もおつかれさまでした!