里山です
型試合では、多くの生徒が入賞したようですね。
少年部に関しては、練習の時から、試合に出る子たちの急速なレベルアップに驚いていましたが、この好結果には、さらにビックリ!
「人前で自分を表現する」ということを、ワクワクしながら行っている彼らに、頼もしささえ強く感じています。
大きくなっても、失わずにいてほしい姿勢です。
今日も5クラス指導に入りました!
●幼年クラス
型試合前日。
試合に出る子たちには、みんなの前で、披露してもらいました。
上々の出来です!
中でも、りらんさん、まなわ君は、非常に高いレベルでの完成度。
自信に満ち溢れています!
彼らはオレンジ帯ながら、平安の型Ⅰ~Ⅴだけでなく、『撃砕大』『撃砕小』他、茶帯レベルの型も殆ど覚えています。
あかり先生も話していましたが、「教えて!」と来る彼らに色々な型を教えると、次の日には全部覚えてくるそうです。私が見た時も、ゲーム感覚というか、とても楽しみながら型を練習していた光景を覚えています、
そういった姿勢で取り組むと強いですよね。
「やらされ感」はないのですから、どんどん向上します。
明日は、大暴れしれくれるでしょう!
●少年初級クラス
今日も多くの子たちが来てくれました!
最初から上級、下級に分けての稽古。
上級はこちらも型試合の予行練習。
いい出来です!
見ている子たちに、拍手の大きさでジャッジをしてもらいました。
概ね、大きな拍手をもらっているなか、A君だけが、一回目の型では拍手をもらえずに、涙ぐんでいました。
予想外な子供たちの厳しいジャッジ。
私も「試合前日に自信喪失をさせてはいけない!」と焦り、動揺を悟られないようにフォローを入れました(苦笑)
2回目は、A君も頑張り、だいぶ良くなっていました。
それもさることながら、見ている子供たちが、「頑張れ!」「励まそう!」という気持ちがいっぱい詰まった拍手を、たくさん与えてくれました。
彼らなりの優しさ、エールの送り方。
私も「いい奴らだなあ」と、少し感動してしまいました。
涙顔が晴れやかになったA君にとっても、大きな力となったでしょう!
また、休憩時間に、ひろあき君が、逆立ちを見せてくれました。
運動神経の良い彼なので、いつものことなのですが、よく見てみると、今日は「指立て」での逆立ち!
長い間少年部を指導してきましたが、見たことがありません!
いや、一般部でも!
改めて、子供たちの可能性のすごさに驚かされます!
「一本指立て伏せ」もできる、ひろあき君。
これまでも素直な気持ちで賞賛してきましたが、それがひょっとしたら、彼にとっては大きな自信につながっていたのかなとも思える、今回の「指立て逆立ち」
いいところは、どんどん賞賛しようと再認識させられた出来事でした。
●少年体力、受け返しクラス
●少年スパーリング・ミットクラス
関東大会を控えた、もえかさん、りゅうのすけ君は、更に地力を上げてきています。
それぞれ課題は抱えていますが、着々と向上してきています。
その相手をした、こうすけ君とひろき君。
大変そうでしたが、頑張っていました。
久しぶりのひろき君は、悔し涙を流していましたが、最後まで相手を努めていました。
ひろき君は遠くから通っており、また学年も上がったこともあり、最近の稽古頻度は少なくなっています。
しかし身体的な素質は高いだけに、継続して通ってもらいたいと思っています!
●一般クラス
だいぶ暑くなってきました。
10年前なら、一般部の方にも「気合い!」と空調もつけずに厳しく指導していました。
しかし最近は生徒さんの年齢も上がり、「ギリギリ」の厳しさを探りながらの指導を意識しています。
それと、体力以外の側面で、どう相手と組んでいくか?
「100m走」や「走り幅跳び」などは、若い体力最盛期に、どれだけピークを持っていけるかが、カギとなる競技です。
しかし武道は体力以外で補える要素が多分にあります。
もちろん容易な道ではありませんが、知識や経験、頭の使い方は、大人の方が分があるだけに、知的な醍醐味でもあるはず。
楽な道を選ぶという心構えは好きではありませんが、そろそろ無駄なことは省いていってもいい時期だとは思います。
そういう意味では、二宮さん、堀井さんなどは、どんどん進化しています。
若いときより、今の方が強いのではないのでは?とさえ、感じます。
その創意工夫と継続する力は、見習うべき点が多々あります。
武道とは「生きる」こと。
「生きる」ためには、できることは諦めずになんでもやってやろう、そういう気持ちは死ぬまで持ち続けていきたいと思っています。
そして、それが極真精神だと、考えています。
今週もお疲れ様でした!