9月11日(日)は昇級審査でした。
午前中は一般審査、午後は少年審査でした。
昇級審査の目的は、帯を上げる事が本来の目的ではありません。
自分のどこが良くて、どこがまだできていないのか?しっかり把握する事が本来の目的です。
そして、審査を節目に日々の稽古を充実させていく事が大切です。
城西世田谷東支部では、各帯毎に審査項目がはっきり決まっています。
そして、チェックリストもお渡ししています。
自分で審査技を稽古して、自分で出来たと思ったら印をつけていき、わからない所は先輩に聞いていく。
自ら稽古していく事が大切です。
また、少年審査の際には、審査後に審査員が保護者の方一人一人と審査や、普段の稽古についてお話しする時間を設けています。これは城西世田谷東支部独自のシステムです。
子供の伸びは、綺麗な右肩上がりの折れ線グラフの様に、稽古すればするだけ上達するわけではありません。
入門してすぐの時には、どんどん上達して、しばらくすると、全く成長がみられなかったり、逆に、初めはなかなか上達しなくても、ある時期を境に急激に成長したり、それは人によって千差万別です。
ただ、一生懸命稽古を続けていれば、まるで、地面深くに根を伸ばす様に、バネを縮めて力をためるかの様に、いつか花開き、大きく飛躍する時が必ず来ます。
保護者の皆さんには、決して焦らず、他のお子さんと比べずに、その子自身の成長を見てほしいと思います。
そして、長い目でお子さんの頑張りを見てほしいと思います。
思春期を過ぎて花を咲かせる。
そんな子供達を沢山見てきています。
審査を受けた皆さん、お疲れ様でした。
審査員の先生方、ありがとうございました。