水曜日の三軒茶屋道場、幼年クラス、少年クラス、少年技術クラスの様子です。
日々の稽古の様子を動画で紹介しています。
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■子供が稽古の体験するのはもの凄いチャレンジです。
幼年クラスに体験が2名ありました,
昨日Twitterでこうつぶやきました。
幼年クラスに体験が2名。
4歳、5歳の子が、初めての場所、環境で、経験者と一緒に最後まで稽古するって本当に凄い事。
最後まで見てるだけでも有り難い。
特に三軒茶屋道場の子達は気合いが大きいので、今日の体験の子も圧倒されてました。
でも最後までやり遂げました💪https://t.co/Qttu5LGf1B— 田口恭一 (@kyoichi_taguchi) December 25, 2019
4歳、5歳の幼年期はいろんな事が初めてづくしです。
未経験の事をするのは、全てが「チャレンジ」です。
自分が子供の頃を思い出してみると、初めての場所や、初めての人に会うのが怖くて仕方ありませんでした。
親について知らない人の家にあがるのを泣いて嫌がったり、自分の家から出るのも嫌でしたし、知らないお客さんが家に来るのも嫌いでした。
4歳、5歳の子が、空手の道場に体験に来て、最後まで稽古をするってとても凄い事なんです。
1.初めての場所に来て。
2.初めての人達と。
3.初めて大人数で。
4.初めての空手の動きを。
5.初めて会う知らないごついおじさんに教わる(笑)
ちょっと考えただけで、1度に5つのチャレンジをするのです。
これは凄い事だと思いませんか?
自分は道場の中に入っただけでも、
「凄い」
と思うし、
「ありがとう」
です。
稽古に参加できなくても、最後まで見てくれたら、
「凄い」
と思うし、
「ありがとう」
です。
「初めての場所に入って」、「最後まで見学する」という、2つのチャレンジをコンプリートです。
昨日の体験の2人も最後まで稽古に参加できました。
5つのチャレンジをクリアです。
凄い事です。
もし、習い事の体験に行って参加できなくても叱ったり、怒ったりしないで下さい。
「本当は参加したい」
でも、
「できなかったらどうしよう」
「みんな仲良くしてくれるかな?」
「なんか、こわい」
などと葛藤があるのです。
たまに、体験に来てお子さんが入れなくて、保護者の方が、なだめたり、おだてたりして稽古させようとされたりしますが、逆効果です。
黙ってそばについてあげて下さい。
その場から逃げ出そうとしない限り、お子さんは心の中で葛藤し、戦っています。
「頑張って入りなさい」
「なんでできないの!」
ではなく、側で黙って見守ってあげて下さい。
声をかける事で、お子さんの自分との戦いの邪魔をしてしまっている可能性があります。
「うちの子は何で体験できないのかしら?」
「先生に申し訳ない」
などと思わないで下さい。
これまでも稽古に参加できない子は沢山いましたし、自分も道場に入ってくれただけで
「ありがとう」
の気持ちですから。
自分はかならず、
「やりたくなったら、そこで一緒にやっていいからね」
などと声をかけます。
すると安心して、稽古の最後までには一緒に動いてくれる様になります。
昨日の体験してくれた2人も、最初から最後まで稽古してくれました。
ありがとうございました。
これから一緒に頑張りましょう。
最後の礼の時も真似してしっかりできました。
16:30 少年クラス
基本は手技。体力稽古。ミット稽古。スパーリングを行いました。
18:15 少年技術クラス
前半はミット。
後半はスパーリングを行いました。
この日の子供達の話題は、もっぱら、クリスマスプレゼントと通知表の話でもちきりでした。(笑)
微笑ましかったです。