今年は極真会館の最大イベント、第10回全世界空手道選手権大会が開催されます。
サッカーで言えばワールドカップ、野球で言えばWBC。
極真空手を修業する人にとって、憧れの舞台です。
第7回大会で、これまで死守してきた日本の王座を、ブラジルの強豪、フランシスコ・フィリョ選手に奪われました。
その後、日本で選手強化委員会が発足し、日本の王座を奪還すべく組織だっての選手強化をはかりました。
翌、第8回大会は、
ブラジルのグラウベ・フェイトーザ選手、エウ゛ェルトン・テイシェイラ選手。
ロシアのレチ・クレバノフ選手、セルゲイ・プレカノフ選手、セルゲイ・オシポフ選手。
これらの強豪が参戦する中、日本が王座を奪還するのは難しいのでは?と言われる中、日本の木山選手が見事優勝し、日本の王座を奪還しました。
前回大会、第9回世界大会。
この大会は、田中選手、内田選手、2人のエースを中心に日本選手団は結成されました。
ところが、田中選手は5回戦でスペインのアレハンドロ・ナバロ選手、内田選手は4回戦でブルガリアのザハリ・ダミヤノフ選手に僅差で敗退。
村田選手ただ一人が、ベスト8と、惨敗の結果となりました。
第9回大会は、他を寄せつけることのない圧倒的な強さを見せつけて、ブラジルのエウ゛ェルトン・テイシェイラ選手が優勝し、王座が再び海外に流出してしまいました。
そして、今年の第10回大会。
第10回の節目を迎えた世界大会。
空手母国日本は必ず王座を奪還しなくてはなりません。
現在決定している日本代表選手は、
村田達也選手(埼玉西)9回大会入賞。
森善十郎選手(東京城西)第42回全日本大会準優勝。
田中健太郎選手(川崎中原)第42回全日本大会第3位。
沢田秀男選手(正道会館)第42回全日本大会第4位。
荒田昇毅選手(千葉県南支部)第42回全日本大会第5位。
小林大起選手(東京城西支部)第42回世界大会第6位。
鎌田翔平選手(東京城西支部)第42回全日本大会第8位。
の7名。
6月に大阪で開催される全日本ウエイト制大会で、残りの選手が選考されると思われます。
世界大会代表選手の選考のかかった、ウエイト制大会は、日本各地から強豪が集まり、毎回素晴らしい試合が続出します。
そして、日本の王座奪還に貢献すべく、城西世田谷東の選手達も世界大会出場に向けて、日々稽古しています。
まずは、3月20日(日)に府中にて開催される西東京大会。
この大会は、6月に開催される全日本ウエイト制大会の支部の代表選手選考試合になります。
当支部から、多数の選手が出場します。
道場生の皆さんには、3月に府中で行われる西東京大会、6月に大阪で行われる全日本ウエイト制大会、そして、11月に東京体育館で行われる、世界大会の応援を是非ともよろしくお願いします。