録画していた世界大会のテレビ映像を改めて見ました。
映像からも、大会の盛り上がりや、選手の凄さは伝わってきましたが、やはり、あの会場の空気や雰囲気、そして感動はやはり現場での観戦にはかないません。
ただ、見る度に日本人選手が決勝に残らなかった悔しさが蘇ってきます。
日本選手の傾向として、いい攻撃が入るとそこで効いたと判断してなのか、攻撃が止まってしまう。
下段を効かせているのですが、たたみかける事ができず、逆に手数を出されて盛り返されてしまう。
そんな場面が多かった気がします。
おそらく海外の選手は、日本選手程度の打撃には慣れていて、効いていても動けてしまうのでしょう。
やはり、これからは日本選手はどんどん海外に出て、外人選手の強打、間合いに慣れることが必要だと思います。
今後、どうしたら世界大会に通用する選手を出せるか…
優勝したタリエル選手は20歳、カパナーゼ選手が25歳、田中選手に勝ったイエロメンコ選手は23歳、森選手に勝った、カバラエフ選手ら21歳…
皆まだ若く、これからまだまだ強くなるでしょう。
稲岡君をはじめとする20代の選手達が頑張るのは勿論の事、4年後を考えたら、今の中学、高校生の選手達が、次の世界チャンピオンを狙って稽古を積む位でいて欲しいです。
組織的なサポートも必要でしょう。
また、フィジカルのレベルをあげた上で、海外選手が警戒する武器を個々の選手が身につける必要もあるでしょう。
4年後に向けての戦いはすでに始まっています。
せたひがの選手の皆さんも、次回の世界大会での日本の王座奪回に向けて、頑張っていきましょう!