選手を目指す人、特に、幼年から一般、壮年、女子各クラスの関東大会、全日本チャンピオンを目指す人には、是非自主トレをして欲しいと思います。
当支部には、選手クラス、試合クラスといった試合に向けたクラスを設けていますが、あくまでそれは合同稽古です。
指導も、限られた時間で行うため、必然的に最大公約数の稽古になってしまいます。
「試合Aクラス」「帯研」に参加するだけで満足しないで欲しいと思います。
経営の本などで書かれる
P(計画・目標)⇒D(行動)⇒C(チェック)⇒A(改善)
の流れ。稽古でもこれが大切です。
P⇒自分の目標を明確にする。
どんな組手がしたいのか?どのレベルの試合で、どこまで勝ちたいのか? (具体的に紙に書く。稽古日誌をつける。等)
D⇒そのために行動を起こす。
・目標とする組手に近い組手をする選手の映像を見てまねをする。
・自分が目標とする試合の過去の優勝者の映像を見る。
・身近に目標とする選手がいれば、その選手と行動をともにする。
・当支部であれば、レベルに応じた試合クラスに参加する。
C⇒チェックする。
・試合クラスのスパーリング等で、良かったところ、悪かったところを客観的に把握する。(上段をもらってしまったら、蹴られた人にどんなタイミングで蹴ったか聞く等)
・指導員、先輩のアドバイスをメモする。
・必要とあれば、スパーリングを映像に残し自分で確認する。
A⇒改善。
・自主トレで、自分の課題を何度も反復し克服する。
三軒茶屋道場は夜11時過ぎまで開放しています。
稽古で教わった技の反復、スパーリングで貰ってしまった技を受ける稽古、スタミナ稽古等、沢山自主トレをして欲しいと思います。
そして、一つの技の反復は10回、20回単位ではなく、数百回単位で数多く行って欲しいと思います。
ちなみに自分の昔の稽古日誌(20年近く前)ですと、サイドステップしながら、ワン・ツーかぶせて右の上段を1回の自主トレで400回行っていた様です。
スタミナ稽古は、サンドバックやキックミットを最低3分9セットを基準にしていた時がありました。
全日本大会だと、本戦3分、延長2分、再延長2分、体重判定、再延長2分、合計9分間動きます。その3倍動き続ける事ができれば大丈夫だろうという発想でした。
関東大会や、全国大会を目指す選手はどんどん自分で工夫して、自主トレをして欲しいです。
そして、自主トレで工夫した事を、帯研や、試合クラスで試す。
試合クラスのすぐ後に、またその反省を活かした自主トレをする。
少年部でも、早く稽古に来たら遊ばずに、突きのフォームを確認したり、自分で考えたコンビネーションをミットに蹴りこんだりする。
道場に行くと必ず誰かが自主トレをしている。
そんな道場が強い道場だと思います。
関東大会、極真祭に向けて、選手のみなさんは頑張ってください!
※女性による三軒茶屋紹介サイト、「三茶トリップ」にて、当道場の体験記が掲載されました。是非、ご覧ください。ツイッターや、facebook等でサイトの宣伝もしていただけると嬉しいです。
サイトはこちら→http://3-cha.net/
※夏合宿の申込が始まりました。早割もあります。奮ってご参加ください。今年は小学6年生から参加可能です。
※三軒茶屋道場では、6月入会されると、入会金無料&道着半額キャンペーンを実施中です。
※ツイッター、フェイスブックで稽古の様子を掲載中。是非フォローしてください。
※読売新聞マイベストプロコラムを更新しています
http://mbp-tokyo.com/kyokushin/
twittre :http://twitter.com/kyoichi_taguchi
facebook :http://www.facebook.com/#!/
※facebook始めました。(田口恭一で検索)