15:15 幼年クラス。
白帯の子供達が少しずつ成長を見せています。
入門当初、泣いてお母さんから離れられなかったT君。
今日は腕立て伏せで頑張り過ぎて、きつかったのか涙目になっていましたが、涙は流しませんでした。
そして稽古後、『次のクラスも出ていいですか?』と聞きに来ました。
稽古に入るのも難儀していた子が、自分から小学生のクラスに参加したいと言ってきた。
凄い成長です。
もちろん許可しました。
そして、少年クラスも最後までしっかり頑張っていました。
白帯のS君。
やはり、最初は自信が無く、お母さんから離れられなかったS君。
自信がついたら、今度は稽古中に少しふざける様になってきました。
今日は彼に、話しを聞く時に『手遊びをしない』という課題を与えました。
彼は真剣にやると物凄い力を発揮します。
その瞬間を捕らえて、誉めてあげると、以前よりもしっかり話が聞ける様になりました。
そして、小さな声しか出せなかったのが、今日は大きな気合いを出すことが出来ていました。
彼がこの後、どの様に変化するのか楽しみでもあります。
水曜日の稽古で、すぐに大きな声が出なかったYさん。
彼女も5歳にしては、理解力がある子です。
ただ、稽古に慣れてきて緊張感が欠けてきた感じがありました。
今日は、一回目で大きな声を出すこと。
ミットでは、大きなS君とペアになり、彼女の負けん気に火をつけて頑張ってもらうと、とても張り切っていました。
突きの打ち込みの時に、大きなS君を後ろに下げてごらんと言うと、もの凄い力を発揮し、見事後ろに下げました。
今日の稽古はいつもにも増して、とてもよかったです。
今日は幼稚園で疲れて、稽古に入るのを嫌がっていたA君。
嫌々ながらも、座ったり、話を聞いたりする姿勢が見えました。
やりたくないと思う半面、子供はやらなくてはいけないという気持ちもあるのです。
頑張ろうとする気持ちと姿勢が見えたら、そこを認めてあげようと思いました。
まず、
『嫌なのに良く、道場に来たね、すごいなあ』
(涙)でも正座をしています。
『ちゃんと正座もできるんだね。黙想できたらかっこいいな』
(ちゃんと黙想する)
『押忍、失礼しますって言えたら、嬉しいな』
『押忍、失礼します』
『偉い!じゃあ一緒にやろう〜』
こんな感じですぐに稽古に入り、最後まで頑張っていました。
『最初、稽古嫌がってたけど、最後まで稽古して偉かったね。稽古してどうだった?』
『気持ち良かった』
そう言って笑ってくれました。
今日の幼年部は、それぞれ小さな成長がみる事ができてよかったです。
※明日は祝日の為選手稽古(帯研)以外はお休みになります。
ご注意ください。