◆ 田口支部長ブログ
11月22日(金)23日(土)24日(日)武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催される、第12回全世界空手道選手権大会。
世界各地から選抜された強豪選手166名が一堂に会し、3日間にわたり、世界一を競い合う、直接打撃制の空手、最高峰の大会です。
この大会は空手を修行する道場生は勿論の事、空手を見た事のない人たちにも是非観戦して欲しい素晴らしい武道の大会です。
まだ観戦した事の無い方には、世界最高峰の武道の大会を是非体験してほしいと思います。
空手には、当たる寸前で止めて戦うルールと「直接打撃制」といって実際に当てるルールがあります。極真会館の試合は素手素足で実際に当てる「直接打撃制」で行われます。
お互いに極限まで鍛えた肉体で実際に突き蹴りを当てる戦いは、まさに迫力に満ち溢れています。
選手達は純粋にこの大会に向けて、ある人は仕事しながら、ある人は家庭を持ちながら、人生を賭けて毎日数時間に及ぶ、尋常ではない稽古を積んで来ています。
試合時間は予選は、本戦2分。延長2分。体重判定。再延長2分。の計6分。
たった6分の為に、全選手が1年間、毎日走り、バーベルを上げ、サンドバックを叩き、組手の稽古を黙々と重ねてくるのです。
ある意味、各選手の一年間の生き様が、初日の2分間に凝縮されていると言えるでしょう。
だからこそ、見ている我々にも、熱い感動をもたらします。
素手の拳、防具をつけない蹴りがお互いの肉体を打つ迫力ある音、激しい息遣い。そして、ヘッドガードも面も着けずに戦う選手たちの必死の表情が何故か心に響きます。
その激しい戦いの後、勝敗がついた後も、姿勢を正して互いに礼をし、しっかり両手で握手をしお互いの健闘を称える。
そこには、勝った者が派手にガッツポーズをし、敗者が地面を蹴って悔しがると言ったスポーツには無い、武道の凛とした空気感が試合場を覆い尽くします。
1999年開催、第7回世界大会でブラジルのフランシスコ・フィリオ選手が優勝。世界大会の王座が初めて海外に流出します。
(この決勝戦は名勝負として今でも語り継がれています。YouTubeなどにも出ています。)
その4年後、第8回全世界空手道選手権大会で、現日本代表監督である、木山仁選手が、ロシアの強豪、レチ・クレバノフ選手を準々決勝、ブラジルのエヴェルトン・テイシェイラ選手を準決勝、決勝では、ロシアのセルゲイ・プレカノフ選手を下し、見事優勝。
4年ぶりに、日本が世界の頂点に立ちました。
しかし、その後は、第9回世界大会はブラジルのエヴェルトン・テイシェイラ選手、第10回はロシアのタリエル・ニコラジビリ選手、第11回はブルガリアのザハリ・ダミヤノフ選手が優勝。
ある意味、各国が優勝し、極真空手の技術レベルが世界に広まったという結果になりましたが、日本にとっては苦難の時代が続いたとも言えます。
しかし、今大会は日本の優勝が大きく期待できます。
第11回世界大会以降開催された、世界の強豪選手も参戦する全日本大会で、鎌田翔平選手、高橋佑汰選手、上田幹雄選手が優勝。
第10回世界大会以降、安島喬平選手以外出来なかった全日本での優勝を第11回世界大会以降、日本選手が全て勝ち取っているのです。
この3名に、毎回優勝戦線に絡みながらも後一歩のところで優勝に届かずにいる、無冠の強豪荒田昇毅選手を加えた、4強が世界の強豪を迎えうちます。
そして、今年4月の全日本ウエイト制大会軽重量級で、強豪ロシア選手達を力でねじ伏せて優勝した、大澤佳心選手。
中量級ながら圧倒的な攻撃力で中量級を制した、加賀健弘選手。
また、星龍之介選手、山川竜馬選手、西村界人選手などの大型選手をはじめ、今大会の日本代表選手は個性豊かな強豪揃いです。
日本代表選手と海外の強豪選手のレベルの高い、熱い戦いが今から楽しみです。
日本VS海外勢。
先日開催されたラグビーのワールドカップや、サッカーのワールドカップ、野球のWBCの様に、今大会は自分が日本人だと実感する大会になる事でしょう。
今まで経験した事のない感動を受けること間違いありません。
今年は現日本代表監督、木山仁師範が優勝して以来の、日本人チャンピオンが生まれる可能性が高い大会です。
16年ぶりの木山監督や、日本代表選手の歓喜の胴上げを是非とも会場で!
極真空手の大会こそ、多くの方に見てもらいたいと思います。
極真空手の大会を観戦したことない皆さん。
是非会場に足を運び、日本選手の応援をよろしくお願いします!
■第12回全世界空手道選手権大会チケット情報
https://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2019/08/01/w12th/
■トーナメント表
https://bcp.kyokushinkaikan.jp/files/info/12thWorldTournament.pdf
■第12回全世界空手道選手権大会プロモーション動画
10月31日(木)
水曜日に見学してくれた子が幼年クラスを体験してくれました。
とても元気に稽古できました。ありがとうございました。
三宿少年クラスは稽古後、12月の支部内交流試合に向けて居残り稽古をしました。
11月1日(金)
支部長クラスには1級、昇段にチャレンジする人も参加しています。
今回は根内1級に体操から基本までの号令、指導を行なってもらいました。
非常に落ち着いた雰囲気で、しっかりと号令をかけていました。
1クラス持ってもらいたい位です。
東京城西世田谷東支部では、1級、昇段を受審するには1クラス指導できる技量を身につける為、受審前に指導補助を義務付けています。
11月2日(土)
現在、土曜日選手稽古は中学生から参加できます。
ヤル気があれば帯関係なく参加できます。
(ただし、分支部長・指導員の許可が必要)
是非参加して下さい。
※YouTubeに日々の稽古の様子をアップしています。どんな雰囲気で稽古をしているか、チャンネル登録をして是非ご覧下さい。
〜習慣づけるコツ〜
何かを上達させるには継続する事が大切です。
継続するためには物事を習慣化する事です。
習慣づけるには、気合いを入れすぎない事だと思っています。
また、高いハードルを設けないことです。
歯を磨く時に、
「よーし、今日も気合いを入れて、一本一本絶対汚れを残さない様に歯を磨くぞ!」
とか考えて磨きませんよね。
稽古も一緒で、最初はあまり回数を決めたり、高い目標を設定するとくじけやすくなります。
自分が今習慣にしているのは、
顔を洗った後の拳立て。
寝る前の腹筋。
道場の神棚の水を替えた後の、砂袋。
これは回数とかなんとなく決めていますが、とにかくやるだけでOKという気持ちでいます。
以前は拳立ては100回最低やる!
とか決めていたのですが、100回とか考えると疲れている時など
「100回かあ・・・」
とネガティブになってしまいました。
今は、「10回でもやればOK」とハードルを下げてます(笑)
でも、実際拳立てを始めると結構な回数やっちゃうんですよね。
ハードルを下げて、まずは取り組む。
続けた自分を褒める。
小さな事からコツコツですね。
昨日の選手稽古の後に、中学生に自主トレをしようと話をしました。
まずは、合同稽古の後にサンドバッグをやるという事だけ決める。
10発蹴るだけでもいいです。
やればオッケー。
で、自主トレをしていると色々アイデアが出てきます。やる前にレベルの高い稽古メニューを考えるのは、自主トレを習慣に出来てからで大丈夫です。
はるひこは自主トレの習慣できてる様なので、昨日言ったコンビネーションをミットかサンドバッグでやるだけでいいです。
ゆうはまずは稽古後に拳立て10回とか少しでも自主トレすればオッケー。
まずは自主トレをする習慣から身につけていきましょう。
第12回全世界空手道選手権大会の前売り券を道場で販売しています。
大澤佳心君、高木信君、永吉美優さんの会場での応援、ぜひともよろしくお願いします。
水曜日の稽古の様子です。
日々の稽古の動画をアップしています。
チャンネル登録をして是非ご覧ください。
11:00 代官山にてミーティング
とても有意義な時間でした。
15:30 幼年クラス
今週は基本の蹴り技を中心に稽古をしています。
16:30 少年クラス
水曜日は来年の型試合に向けての稽古内容にしています。
組手の支部内交流試合は今週土曜日が締め切りになります。お早めに申し込み下さい。
18:15 少年技術クラス
今日は、しっかり突くをテーマに稽古しました。
19:30 中高生クラス
このクラスは許可を得た少年部も参加しています。
ただここは中高生クラスなのでだらけていたり態度が悪ければ厳しく注意をします。
返事が小さい、物を投げたり、足で扱ったり大切にしない、最初の礼がだらけている。
そんな時は注意をしてやり直しをしました。
最初の動作がしっかりしないと、次の動作も必ずだらけます。
忘れ物が多い人は、組手の時に必ずガードや受けを忘れます。
荷物を雑に扱う人は組手も雑で隙だらけになります。
一事が万事。
一つのことが全てに繋がる。
稽古の中で伝え、習慣化できる様にしていけたらとおもいます。
10月28日(月)
16:00 幼年低学年初級クラス
沢山の子供達が参加してくれました。
19:30 Aqua sports & spa 一般クラス
11月4日(月祝)17:30より、クラブ会員対象になりますが、オープンクラスを開催します。
沢山の方に参加していただき、極真空手の良さを伝えられればと思います。
10月29日(火)
11:00 分支部長ミーティング
支部内交流試合の審判、スタッフを募集しています。スタッフの皆さんの力があって試合は開催されます。是非ともご協力をお願い致します。
15:30 幼年クラス
16:40 少年型クラス
本日は一名の体験がありました。
最後までしっかり稽古に参加できました。
19:30 ミット&ライトスパーリングクラス
体験の方が一名、見学の方が一名。
体験の方は経験者で、とても上手でした。
是非一緒に稽古しましょう。
関東大会の動画をアップしました。
日々の活動の様子をYouTubeにてアップしています。チャンネル登録をよろしくお願いします。
2019年10月27 日(日)茨城県武道館にて第27 回全関東空手道選手権大会が開催され、東京城西世田谷東支部から沢山の選手が参加しました。
一般上級軽量級の決勝戦は、昭島道場の山崎君と西山君の同門対決。
実は先日の茨城県大会でも2人は決勝に上がりましたが、西山君の負傷欠場により対戦なりませんでした。
関東の決勝で再戦する様に話しましたが、こうして実現させたのは素晴らしいです。
同門ともなるとやりにくい部分もあるのですが、2人とも持てる力を十分出して、レベルの高い攻防を見せてくれました。
途中、山崎君の足掛けが決まり技有りを奪って山崎君が優勝。
ただ、2人に差はほとんどありません。
今後も2人で切磋琢磨琢磨して、日本を代表するトップ選手にお互いに成長して欲しいと思います。
西山君、山崎君をはじめ、今井彩弥、秋山君、岡田さん、今井智道さんと、午後の部に出場した昭島道場の皆さんは全員入賞を果たしました。
短期的な視野でなく、長期的な視点で稽古をしている真銅先生の指導の賜物ですね。
青年期に花開く。それまでに勝ち負けを繰り返し成長していく。
今回入賞出来なかった人も、自分を信じて稽古をコツコツと積み重ねていれば必ず結果が出る時が来ます。
出た結果を前向きに受け止めて、次に進んで行きましょう。
三軒茶屋道場の小中学生も入賞した人もならなかった人も、皆確実に成長しています。
Dコートの主審を務めたのでCDコートの試合しか見れませんでしたが、あかり先生から皆の試合の報告は受けていました。
1年生河野君は、小さな身体ながら力強い攻撃で技有り、一本を積み重ねての優勝。素晴らしいです。この結果に奢る事なく謙虚に稽古を継続して欲しいです。
同じく疋田君は、極真祭チャンピオンを下しての入賞。課題は上段のディフェンス。ミットを打ちながら誰かに上段を振ってもらうなど、攻撃中の受けの意識を高めて行きましょう。
2年生鷹島君は準優勝。茨城県大会に続いての入賞。確実に実力がアップしています。あとは自分に自信を持って試合に臨む事、集中して稽古に取り組む事です。
進藤君。極真祭のチャンピオンと打ち合い、旗が割れての敗退。惜しかった様です。今回は残念でしたが、コツコツ稽古を積み重ねてきているので落ち込む事なく今後も頑張ってほしいです。
3年生馬場君。試合前の足の怪我が心配でしたが、そこを前向きに捉えて稽古を続けたのが優勝につながりました。突きを磨くのが課題でもありました。今回は本当に良い経験になりました
植田君。うまく距離を作り頭を使って戦えるのが強みです。攻撃力もついて来ました。今回はベスト8でしたが確実にトップを狙える位置にいます。食べるのも稽古。高学年に向けて、しっかり食べて身体を作っていきましょう。
4年生。山田君。3回戦、ライバルの荒木君に延長僅差の判定負け。しかしながら、勝ちを急ぐあまり前に出ようとして反則を取られてしまうという課題をしっかり克服し、うまく間合いを操作して的確に攻撃を当てる事が出来ていました。
試合後も話しましたが、今回の動きに以前の前に出る部分を出せる様になれば更に良くなると思います。確実に成長しています。
稗田君。初戦、延長で僅差の敗退でした。押しの反則の印象が判定に影響したと思います。課題はしっかり突く事です。限界まで追い込む稽古ができる稗田君、いつか必ず結果がついてきます。頑張りましょう。
首藤君。前回の試合からとても成長しました。課題の手数、打ち合う事が出来ていました。元々センスがあるので、この方向で稽古していきましょう。
勝又君。しっかり打ち合い、手数も出ていました。負けた試合も大きな相手と堂々と打ち合えていました。ただ、相手に応じて横に動いたり、内股で崩したりと攻撃に工夫をしていく事ができたら更に良くなります。
宮川君。勢いがあり、力強い攻撃を出せるのが強みです。課題は良い下段が入っているのに、横蹴りや上段蹴りなどの大技を出して良いリズムを自分で止めてしまう事。上段や大技は、もう少し相手の意識を中段下段に集中させてからか、フェイントの様に使い、蹴った後にすぐに下の攻撃につなげる事です。
中学生。首藤君。関東大会初挑戦。弟の蓮君同様、センスはあるので、稽古に取り組む姿勢が変われば結果はついてきます。
関東大会に向けて稽古に取り組んで1カ月。この努力を半年続けたら相当強くなると思います。期待しています。
鈴木君。鈴木君もとてもセンスがあります。今はあと薄皮1枚突き破ればトップレベルに辿り付く位置です。中高生になると合同稽古だけでなく、自分で考えて自主トレなどプラスアルファの稽古が必要になってきます。
今後に期待しています。
新人戦に出場予定の山田君、2年生の谷くんの欠場は残念。
次に期待します。
審判に入っていただいた加藤先生、スタッフに入っていただいた、鳥居君、原口君、ありがとうございました。
引率の先生、応援の道場生の皆さん、保護者の皆さんありがとうございました。