本日10月27日(土)、武蔵野の森総合スポーツプラザにて第50回全日本空手道選手権大会の初日が開催されました。
当城西世田谷東支部からは、
大澤佳心選手、金久保典幸選手、多田将太朗選手の3名が出場。
また、同時に開催された、全日本女子空手道選手権大会には、
永吉美優選手が出場しました。
Aブロックの多田将太朗選手は、一回戦は不戦勝、二回戦は今年の全日本ウエイト制重量級準優勝の南原健太選手。
体格に勝る南原選手に、ほぼ互角に打ち合う多田選手。
場外間際でうまく身体を入れ替えて、場外の反則を奪うなど、非常に頭脳的な戦いを見せてくれました。
しかしながら、判定は3-0と僅差の判定で惜しくも敗退。
好調の南原選手に対し、素晴らしい試合を見せてくれました。
Cブロックの金久保選手の初戦は、大阪なみはや支部の臼田選手。
非常に上段の技が得意な選手。
試合中盤、積極的に前に出る金久保選手に対し、引きながらの上段ヒザ蹴りが顎を掠める。
軽く当たった感じでしたが、脳を揺らされたのか、立ち上がろうとする意思に反してフラついてしまう金久保選手。
残念ながら一本負けになりました。
しかしながら、金久保選手の戦いは自分に熱いものを感じさせてくれます。
本当にお疲れ様でした。
Dブロックの大澤選手。
初戦はオーストラリアのリース・ヘンダーソン選手。
この試合は主審を務めましたが、非常に落ち着いた戦いで、後半は下段廻し蹴りを有効に決めて、本戦で文句なしの判定勝ち。
二回戦は、城北支部の明石選手。
大澤選手、この試合も冷静に戦います。
足掛け下段突きで技有りを奪い、この試合も文句なしで勝利。3回戦に進出。
次は、195センチ、98キロと大柄な、ロシアのイゴール・ザガイノフ選手。
リーチが長く、攻撃のリズムが非常に読みにくい相手ですが、しっかり戦ってくれると思います。
その後には、ロシアの強豪、キリル・コチュネフ選手とフランスの強豪、アントニオ・トゥセオ選手の勝者と対戦。
女子全日本に出場の永吉選手。
初戦はオールアメリカン大会中量級チャンピオン、ポーランドのマリヤ・ヤスコ選手と対戦。
2年ぶりの試合で、試合勘が心配でしたが、延長で粘り勝ち。
二回戦は、城東支部の強豪、本村選手。
前蹴りを有効に決めて勝利し、準決勝に進出。
準決勝は、昨年のチャンピオン、ロシアの女王、アナスタシア・カサノワ選手。
苦しい打ち合いの中、終了間際に上段前蹴りで技ありを奪い、見事に勝利。
明日は、城西国分寺支部の佐藤七海選手と決勝を戦います。
明日も激闘が予想されます。
会場にて是非応援をお願いします。
観戦チケットは当日券、もしくは、各分支部長に連絡を。
鎌田選手、荒田選手、上田選手、高橋選手の4強は順当に勝ち進んでいます。
また、安島選手、加賀選手、亘選手、竹岡選手、与座選手などの強豪選手も安定の強さを見せています。
また、高校生の山上選手がロシアの強豪、アショット・ザリヤン選手に上段を決め技有りを奪う大金星。
山上選手の蹴り技は初見の選手はかわすのが難しいと思います。そのくらい凄い上段の蹴り技を持っています。
また、海外の強豪選手達も順当に強さを見せています。
イエロメンコ選手は2試合連続一本勝ち。
カパナーゼ選手、キリル選手、ナバロ選手、ルジン選手らが勝ち上がっています。
明日は、激闘必至。
平成最後、記念すべき50回大会のチャンピオンが決まります。
是非会場に足を運び、観戦をオススメします。
試合場管理にスタッフとして入ってくれたせたひがの皆さん。
アップ場
入場行進前。
明日も応援お願いします!