10月28日(日)
武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催された第50回全日本空手道選手権大会。
決勝日。
2018全日本女子空手道選手権大会決勝戦に、永吉美優選手が臨みました。
対戦相手は、城西国分寺支部の佐藤七海選手。
佐藤選手は今年のオールアメリカン大会で軽量級で優勝、そして、軽量級、中量級、重量級のチャンピオンが戦う、ヨコヅナマッチっで軽量級ながら見事優勝。
その戦いぶりに観客がスタンディングオベーションで讃えるほど、素晴らしい選手です。
一方、永吉選手は1年数ヶ月ぶりの復帰戦。
フィジカルもメンタルも万全とは言えない状況での出場でした。
決勝までの戦いも決して楽ではありませんでしたが、準決勝での逆転上段前蹴りは、これまでの空手生活の全てが出たように感じました。
佐藤選手との試合も本戦、延長と引き分け。
緊張感のある戦いが続きました。
スピードと技数の佐藤選手に対して、力強い攻撃を返す永吉選手。
再延長後半のボディへの攻撃がやや有効に見えました。
3-1の判定で見事、復帰戦を優勝で飾りました。
これまで見守ってきた、東大和道場の金久保先生をはじめ、東大和道場の道場生の皆さん、出稽古で一緒に稽古した昭島道場の選手の皆さん、ご家族の皆さんのサポートも力になった事と思います。
本当におめでとうございます。
第50回全日本大会、三回戦に進出した大澤選手。
相手のイゴール・ザガイノフ選手は195センチ、98キロと大澤選手をかなり上回る体格の相手です。
今回冷静に、非常に落ち着いた組手を見せた大澤選手。
しかしながら、体格の上回るザガイノフ選手の圧力にやや押され場外に出されてしまいます。
中盤良い感じで攻めに転じた大澤選手の強烈な突きが、ザガイノフ選手の顔面を掠めてしまい試合が中断。
最終的に減点1の反則もあり、本戦での判定負け。
大澤選手の持ち味が出せない、不完全燃焼の戦いになってしまいました。
しかしながら、前向きな大澤選手の事です。
この経験を、来年のウエイト制、世界大会に活かしてくれる事と思います。
大会の2日間、選手達に多大な応援を頂きました、道場生の皆さん、本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
また、スタッフに入っていただいた、宮本さん、高木君、武田君、下村君、ありがとうございました。
入場前に、スタッフの皆さんと永吉選手。
いよいよ選手セコンド入場。
沢山の祝い花が。
サブアリーナ。
チーム昭島でアップ。
決勝戦後。恩師の金久保先生と同志の多田選手と。
選手紹介。
大澤選手。
ルール説明。
今回から、不十分な礼や場外が反則になりました。
試し割り。
全日本大会の50年の歴史の映像。
自分の全日本デビュー戦が両国国技館でね20回全日本大会。
あれから30年。時の流れを感じます。
決勝の判定の瞬間。
横浜北支部の上田選手が見事優勝!
表彰台の1番上に立つ。永吉選手。
本当におめでとう!
2日間にわたる熱い戦いが終了しました。
レセプションにてスピーチをする永吉選手。