昨日は富士宮市民体育館にて開催された「2023静岡県交流試合」に、当支部から36名の選手が参加させていただきました。
身体の小さな選手が倍近い大きな選手に果敢に立ち向かったり、組手が苦手だった子が最後まで前に出て戦う姿を見せてくれたり、それぞれの成長が見える、良い経験の場になりました。
主催された前川支部長、ありがとうございました。
審判に入っていただいた先生方、引率の先生・先輩方、保護者の皆さん、ありがとうございました。
大会スタッフの皆様、ありがとうございました。
◆試合に参加するということ◆
今回の静岡県交流試合に三軒茶屋道場から5名の選手が参加させていただきました。
今回参加した皆にとって、とても良い経験になりました。
◉入賞した2人は試合を重ねるたびに課題をクリアし、技術的にも精神的にも成長を見せてくれました。
◉先日の支部内試合で優勝したR君。初めての遠征でしたが、積極的に前に出る良い戦いでした。上段蹴りに対する防御技術を高める事が課題だと明確になりました。
◉コツコツと稽古を継続してきている中学生のK君。打たれ強さと的確な突きが良かったですが、常に後手に回ってしまいました。攻める姿勢をはっきり見せる戦いを身につけて行きましょう。
◉地方大会初挑戦のSさん。
残念ながら初戦敗退でしたが、お腹を効かされた後も最後まで果敢に攻め続けました。
身体が小さく、稽古ではスパーリングを避けていた彼女が前に出て打ち合う姿に感度しました。
試合には負けましたが、大きな成長を感じました。素晴らしかったです。
◉大会の度に話をする事ですが、試合に出ると決めた時点で皆1勝しています。
今回の試合も参加した皆の勝利を目の前で見る事ができました。
三軒茶屋道場の選手だけでなく、素晴らしい戦いは他にもありました。
支部内交流試合に続いて、自分の倍近い相手と果敢に戦って見ている人を勇気づける戦いをした、祖師谷道場のH君。
組み合わせの関係で仲の良い2人の同門ワンマッチとなり、戦いにくかったと思いますが、全力を出し切って最後まで打ち合った田無道場の女の子達。
参加した人にとっても、応援した人にとっても良い経験になりました。
当支部では当然勝負に拘りますが、それだけでなく、プロセスや試合の「場」というものを大切にしています。
・試合場は道場と同じ。応援や行動も礼節を大切にする。
・対戦相手は敵ではなく自分を成長させてくれる協力者。
・スタッフの皆さんに対する感謝。
・開会式、閉会式という「式」は静粛に参加する。
などなど。
勝ち負けのみに注目し、「勝ったからえらい」「負けたからダメ」という判断を大人がしてしまうと試合の「場」がネガティブなものになってしまいます。
そう考えると我々大人も違う意味で勝負の場ですね。
当支部の試合に対する考え方です。
是非ご一読下さい。
■2023(令和5年)12月3日(日)
静岡県交流試合(富士宮市民体育館)
◉小学1年女子の部
優勝 高島琉(祖師谷)
◉ 小学1年男子の部
優勝 安原樟太郎(祖師谷)
準優勝 松岡輪(祖師谷)
3位 高妻奏吾(祖師谷)
◉ 小学3年男子の部(青以上)
第3位 加藤稜太郎(三軒茶屋)/田中碧(上野毛)
◉ 小学4年生男子の部
優勝 鈴木陽大(三軒茶屋)
第3位 橋田怜彦(田無)
◉小学5年男子の部(白〜黄)
優勝 野原句々(祖師谷)
準優勝 菅野篤志(田無)
◉小学6年男子(青、黄)
準優勝 浅沼和大(祖師谷)
◉小学6年男子(緑以上)
準優勝 堀航太(祖師谷)
◉中学1年男子
3位 加藤樹(祖師谷)
◉ 中学女子の部
優勝 齋藤梨菜(田無)
◉中学2年男子の部
優勝 熊崎温太郎(田無)
準優勝 織本大嵩(田無)
第3位 岡崎悠真(田無)
◉壮年 50歳以上の部
第3位 及川浩一(田無)