今日は、大山総裁の命日でした。
今の我々があるのも、大山総裁が極真空手を創設してくれたからです。
大山総裁がいて、松井館長がいて、山田師範がいて、今の自分達がある。
その事を忘れずに、感謝して活動していきましょう。
幸い、自分達には大山総裁が残してくれた、『極真精神』『道場訓』『座右の銘』があります。
その原点を、稽古を通じて会員の皆さんに伝えていきましょう。
分支部長、職員の皆にそんな話をして、ミーティングを始めました。
今でも思い出すのは、大山総裁が亡くなる年の鏡開きの事です。
例年ですと、稽古が終了すると、大山総裁が参加者一人一人と握手をして、すぐに小宴の準備の為に道場から出る流れでした。
ところが、この年は、稽古の後に、皆に、右の下突きの突き方を、それはそれは熱く説明をされました。
自分は、桜沢先輩と並んで、総裁の真ん前で聞いていたのですが、話をしている大山総裁と視線があう度に、その気迫というか、眼力に圧倒されて身体が硬直する感じがしました。
地下の更衣室で、『凄い迫力だった』と先輩と話したのを今でも覚えています。
その日の大山総裁は、かなり体調が悪かったと、後で雑誌で知りました。
生前の大山総裁の話を直接聞けた事は、今思えばとても恵まれていたと思います。
今日は改めて、原点に戻り、いろいろと考えた一日でした。